遠距離恋愛をしている。
会えない時間が僕らを成長させるし愛をより一層深める。
だから会えた時の嬉しさや感動は人一倍。
ただ、そんな事は分かっているし今はそんな物語の一小節を総括したようなフレーズは求めていない。
「会いたい。寂しい。触りたい。」
その言葉がぐるぐる回る。この世に電話というツールがなければもはやこの遠距離恋愛は成り立つのだろうかと不安になる。
勿論、昔は電話やメールがなく云々でそれでも恋愛をして結婚してなんて事を今は聞きたくない。
デジタルな開発が進み、携帯電話が欲求を満たしそれに依存している昨今。電話をなくして恋愛をするのは難しい。
それだけの気持ちなのか?
それとこれとは別である。変な話メールや手紙は誰か他の人でも代筆出来るが電話は今の所本人の声でしか気持ちを伝えられない。
そして気持ちを素直に伝えあえる。呼吸音や唄声をも乗せられる。
素晴らしい。
電話は本当に有り難い。
もっと声を聞かせて。
もっともっと声を。
今月は電話代奮発するから。
お願い。
会いたいよ。