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縄文杉トレッキング

2012-04-29 22:30:03 | マラソン・ジョギング
連チャンの屋久島トレッキング。
やはり、屋久島での行動は疲れたんでしょうか?今日は1日中眠りこけていました。

まあ、ランニングを愛好する方は山歩きも格好のトレーニングと言えます。
ただただロードのトレーニングをするだけでなく、足腰に負荷をかけるトレイルや山歩きもいいものです。
藤原新さんや川内優輝さんも質の違うトレーニングとしてトレイルランニングを日ごろから取り入れています。

縄文杉を見に行くと言っても、簡単なものではありません。
往復22km、昼休憩も入れて約10時間の行動です。
それも荒川登山口(標高600m)には早朝5時前には着かなくてはなりませんから、これはこれで大変です。

雨具や飲み水、お弁当などをつめた10km近いザックをしょって標高1300mの縄文杉まで登るんですから、足腰への負荷はかけられるというものです。

長い長いトロッコ道をガスの中、歩くとようやく大株歩道入り口にかかります。
普段とは違う世界にいることがイイですね。
ゴールデンウィーク前でしたから、その日の入山は60人余り。
前後のグループが見えなくてさびしい感じがしますが、各休憩所で佇むグループがいるため、みなさん自分たちのペースで登っています。

大株歩道からウィルソン株や縄文杉のある巨木の路にとりつきます。ここからは六甲山同様、花崗岩と杉の根っこの勾配のきつい山道を進みます。
巨木がたたずむ世界が広がります。

ウィルソン株。どれだけ大きいかわかるでしょう? これもかなり手前の根に座っています。



こんな大きな株だけに名前が付けられているようですが、似たような巨木や苔むした株はいたるところにみられます。違った世界に入り込んだ気がします。
そこでは、人間界とは違う時間次元で時は進み、苔むし、季節を重ねている世界がありました。



圧倒的な迫力をもつ縄文杉。今では展望テラスから見るかぎりですが、登山道では直接触れられる巨木もいっぱいあります。

花崗岩を主体とする屋久島では岩をとりまくような根の生命力。これはすごいですね。また、苔むした切株の上に着生した二代杉や三代杉、杉に着生しているいろんな木も相まって独特のパワーを醸し出していました。
累々と続く古代の森の生命力。ものすごいパワーがあふれていました。

縄文杉上部の開けたところで昼休憩をとり降りてきましたが、途中段差の大きなところで不覚にも脚を踏み外し膝を痛めたようです。私はノルディックポールを持っていきましたが、ストックはいるかと思います。
体の上げ下げにこれは役に立ちました。

ランナーにも山歩きはいいものですね。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (銀狐)
2012-05-04 20:30:33
噂に聞く縄文杉
ますます行ってみたく
なりました。
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Unknown (編集長)
2012-05-07 22:31:21
このウィルソン株の前でのスナップ。
ブルーのシャツはいつぞやのオクトーバーマラソンのチームシャツです。
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