花はす早朝マラソン

福井県の南越前町で開催された「花はす早朝マラソン」に行ってきました。

昨年は北海道ツーリングから帰ってきて、こちらの暑さに慣れず体調を崩して参加してませんが、アットホームな大会でその雰囲気が好きな大会の一つです。

名前の通り、名産地である花はすの開花時期を迎える7月の下旬に毎年開かれています。
遠方から見えるランナーのために公民館が仮眠所として開放されています。前夜は走友の車に同乗させてもらって公民館に到着。桜道ネイチャーランを10回完走されたという九頭竜川走友会の山崎さん(73才)とロビーで話がはずみました。

年々規模が大きくなって参加人数は3184人。10kmマラソンだけでも1900人弱。
かつては同じグループのチームがきんき、金沢、名古屋と20人近く集まる大会でしたが、今年見かけたのは名古屋1名、神戸1名。さびしい限り。

今年は幾分気温が低くかったので走り良かったです。花はす畑の間を眺めながら走る。コース途中の民家からのシャワーも気持ちいいし、エイドの水も冷たかった。
花はす公園先を折り返すとゆっくり下っているので、前半同様のスピードが維持できました。
後半、どんどん若いランナーを抜いていきます。これも気持ちの上で調子よいと勘違い。
ゴールしてよく考えてみると、40歳以下は混雑を避けるために私たちより5分前にスタート。
抜いていったランナーは自分のスピードより5分余計にかかっているから、断然スピードに違いがあります。
でも、やはりゴールすると町のオバチャンたちが氷水で冷たくさらしたタオルをくれる。しそ味のかき氷を食べると汗が噴き出してきた。やはり夏のレースは熱い。
ゴール後一人の女性ランナーが熱中症で倒れました。やはり無理は禁物。

ゴールしてから、初めてコース途中にある花はす温泉で汗を流すことにしました。
今日走ったというと100円引き。温泉はやはり海に近いのか塩の香りがする単純塩泉。ジャグジー、露天風呂、寝かせ湯、サウナと種類も豊富でした。
まるで芋の子を洗うように、ランナーが詰めかけてました。

その後、花はす温泉の前にある花はす公園を散策。
8月上旬まではすまつりが開催され、たくさんの観光客が詰めかけていました。
レース中はちらっと眺めるだけですが、こうして間近にいろんな種類のはすを見るのは初めて。泥の中からこんな見事な花を咲かせる蓮にやはり、いにしえの人は信仰心の持ったのだと確信しました。
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　はすの葉入りソフトクリーム

また、来年も参加したいと思います。

花はすのフォトチャンネルは別途アップしました。