13万人志願入隊、ウクライナが決死抗戦…ロシア軍は予想外の苦戦
2/28(月) 10:55配信
ロシアの侵攻4日目の27日(現地時間)、ウクライナが首都キエフを防御する間、ロシア軍は第2の都市ハルキウ(ロシア名ハリコフ)に進入した。
CNNなど海外メディアによると、この日、ロシアの南側国境から約32キロ離れた人口140万人の都市ハルキウ市内では双方の激しい交戦があった。
3日間の攻勢の末、夜中の激しいロケット砲攻撃に続いて午前にはロシア軍が防御線を突破した。ハルキウ近隣地域でも激しい戦闘の中で大きな爆発音が聞こえたと、ドイツDPA通信は報じた。
この日、ハルキウ州のシネフボフ知事はフェイスブックで「ロシア軍の軍用車両がハルキウの都心にまで入ってきた」とし「敵の数は多くない。ウクライナ軍が撃退している。民間人は避難所から離れないでほしい」と伝えた。
一方、ロシア国防省は「ハリコフでウクライナ対空ミサイル連帯が降伏し、軍人471人を捕らえた」と発表したと、スプートニク通信が伝えた。
この日、英国防省は「ウクライナ軍は2夜連続でキエフ市内でロシアの非正規軍の残党と交戦をした」とし「交戦状況は前日夜に比べると激しくはなかった」と伝えた。
ロシア軍は国境に配置した兵力(約15万-19万人)の50%以上をウクライナ内に進入させた。
ロイター通信によると、ロシア政府は前日、残酷性で悪名高いロシア南部チェチェン自治共和国の軍兵力もウクライナに派兵した。
AP通信はロシア軍がウクライナ軍の防御を弱めるために空軍飛行場と燃料普及施設を集中的に攻撃していると伝えた。
ただ、ウクライナ軍の善戦でロシア軍が苦戦し、進軍が遅れていると、CNNは伝えた。
米国防総省の当局者は「ロシアがこの24時間、勝利のための決定的な契機をつかめず、特に北側地域で苦戦している」とし「ウクライナの必死の抵抗を受けて立ち止まる雰囲気」と現状況を説明した。
別の関係者も「ロシアは空中を掌握して機械化戦力で首都キエフを孤立させる計画に失敗した」と指摘した。
ウクライナ国防省が27日午前11時30分に発表した戦闘状況報告によると、開戦以降ロシア軍は軍人4300人、航空機27機、ヘリコプター26機、タンク102台、装甲車など軍事用車両706台以上の損失を出した。
また国防省は「キエフ北西側の軍事要衝地ホストメル地域でチェチェン特殊部隊も撃破した」と発表した。
また、ウクライナ政府は死亡または捕虜になったロシア軍の人的事項を検索できるウェブサイトを開設した。
ウクライナ義勇軍の領土防御軍(TDF)にはすでに約13万人が志願入隊したと、ワシントンポスト(WP)は伝えた。
ウクライナ国民は火炎瓶を作ってSNSに写真を載せるなど、市街戦の支援をしている。民間人が防御する検問所などもあり、一部は散弾銃を持っているが、銃がない人は剣やハンマーを使用する考えだと、ガーディアンは伝えた。
安全な国外に居るウクライナ人まで、『帰国して国を護るために戦う』と話している姿を見て感激しました。
日本では、ロシアの他国への侵略によりガソリンや小麦などの値上がりを心配している人もいます。
悪いヤツを制裁するのですから当然自ら痛みを伴っても当たり前!
ウクライナは、一歩も引かない!!と言ってます。
プーチンは、実は、速攻で勝てると思っていた筈。早くやめたい筈。
何とか ウクライナ優先で、停戦合意出来ないでしょうかねぇ~
私も何とか 『侵略中止協議』がうまくいって欲しいと願っています。
亡くなった命は戻りませんから。
日本国民も世界中にはこんな国もあるのだと思い知ったと思います。