信州・長野県 白馬村
1998年 長野冬季オリンピック会場
あれから22年、ジャンプ台は現役で今も選手たちが練習に励んでいる姿があります。
人口9000弱の長野県北安曇郡白馬村八方に在る国内最大規模の八方尾根スキー場のうちの「白馬バレー」のラージヒルとノーマルヒルの2つのジャンプ台
ノーマルヒル 標高107m 全長318m K点 90m
ラージヒル 標高138m 全長385m K点120m
ノーマルヒルのスタート位置からの眺め
スタートタワーとジャンプ台
ラージヒル最上部から白馬村を望む
降雪時以外でも滑走面に樹脂製の半円形状のタイルが貼られ、この仕組みでスキー板との摩擦を減らして雪とほぼ変わらない感覚で滑走できるそうです
緑色部分は人工スキー場と同じマットで、練習時は大量に散水されます
1998年当時の日本チームは世界屈指のジャンプ大国でした。
でも、長野オリンピックを最後に日本のスキージャンプ陣は低迷しています。
🔶ルール変更
当時のジャンプメダリストの船木和喜は「白人競技の中でやらないといけないんで、はやっぱりそういうものには従っていかないといけないんです」長野冬季オリンピックで2個の金メダル(ラージヒル:K点120メートル、個人・団体)を獲得した船木は、日本のジャンプ陣が最近の国際大会でなかなか優勝できないことについて、こんな言い訳をしていた。
◎スキー板の長さに関するルール変更
1994年から98年までは、ジャンパーの身長より最大で80センチ長いスキー板を使えたが変更により身長の最大146%(最長で270センチ)までと変わった。
スキーのジャンプ競技では浮力を最大限にし、浮力が大きいほど飛行時間が長くなり、距離も伸びる。
V字ジャンプが広まったのも同じ理由で、足をV字に開きより長いスキー板を履けば、表面積が広くなって浮力が大きくなり飛距離が伸びる。
1879年にノルウェーのオスロで世界初の大規模なジャンプ競技大会の優勝者は66フィート(約20メートル)。現代では、スキージャンプの記録は686フィート(約210メートル)を超えています。
◎日本はルール変更に抗議しなかった
第1回から長野大会の第18回までで、日本が獲得したメダルは通算29個、金メダルはわずか8個。しかも、金メダル8個のうち5個と通算29個のうち12個は、ジャンプ競技と、ジャンプの成績が鍵を握るノルディック複合。
世界で競技するスポーツでは、肝心な「ルール部分」に関与することが圧倒的な優位を生んだり劣勢に置かれたりすることを日本は意識していない?
🔶《柔道》から《JUDO》に
日本古来の武道からパワー競技に
◎柔よく剛を制す~今。パワーで捻じ伏せる
◎相手の力を利用して投げる~今。パワーで捻じ伏せる
体重が乗り切ったあとの脚にでも技を掛ける
相手の怪我を防ぐ投げ方をしなくなっている
◎制限時間内に一瞬のスキを狙って投げる~今。スキの有無に関係なく数秒以内に技を掛けなければ反則負けになる
隙が無い相手に強引に技を掛けるから綺麗な投げ技がなくなる
◎小技・力技が多くなる
◎一本を狙わない。ポイント稼ぎをしても勝ちは勝ち。
武道でなくゲームとしてポイント勝負になる。武道では無いので道着が乱れても気にせず、不格好でもポイントになれば良しとする。
◎武道では無いので相手を思いやらずにガッツポーズが出る。
結果~ズルくても勝てばいい。という試合が増える。
【大相撲も同じ道を辿っています】
柔道だか、レスリングだか分からない競技になった。
◎柔道着が白いという意味が理解できない人間がルールを作るから見物人が分かり易いという単純な理由で「青い柔道着」のような奇妙奇天烈な道着を着て競技に出るようになった。
悪いことに知人の講道館柔道の高位者でも「勝てばいい」「勝ってナンボ」「世界中で競技者が増えれば御の字」「今は、柔道は武道じゃないですよ」「スポーツ柔道万歳です」と言い出す者が殆どになってしまっていることです。
「柔・やわら」の「道・みち」が「柔道」です。「JUDO」は見たくないものです。
親父で超小柄なのですが私が講道館2段の当時でも全く歯が立ちませんでした。投げられる時も「アレッ」というどうして投げられてしまったのか?という感じで力は使っていなかった記憶があります。
小柄で非力な人でも力持ちの大きな人を投げられるというのが本来の柔道ですから体重別というのも疑問が残ります。
というスクープを耳にしました。
これだけ ヨーロッパを中心にコロナが猛威を振るっている状態では
どうしようもないでしょうね~
フェイクじゃないですか?今日、菅総理が国会の初所信表明でやるって言っていたようです。
でもフランスやイタリアの状況をみると「さもありなん」という気もします。