「中国製気にしない」「SNSで探しECで買う」Z世代消費の“傾向と対策” 1/6(木) 7:05配信
🔶上の世代のような「海外ブランド信仰」が薄い
🔶日本の百円ショップやアパレルショップで売られている商品の多くは中国製であり、日本人は当たり前のように中国製品に囲まれて暮らしている。
🔶「メード・イン・チャイナ」は相変わらず低品質、低安全、模造品のイメージが強く、中国に製造拠点を持つグローバルメーカーは中国製であることを極力目立たないようにし、中国人消費者ですら海外ブランドを積極的に選んできた。
🔶🔶🔶今ではZ世代を中心に
「中国製品」でも気にしない、「中国製品は安いのに品質がいい」という認識で世界を席巻している🔶🔶🔶
昨年末の特別番組でも「中国製品」についてインタビュアーが日本の若者に尋ねるとその多くが「価格が安くて製品の質が良い」から買っているという回答に驚きました。
今でこそ日本企業の製品は「企画は日本」でも「製造は中国」になり、人件費が安い中国に製造を外注に出してコスト削減をしていますが
日本で企画して発注した製品の材料や製造手順を無断で別の劣悪部品や手抜き工程【サイレントチェンジ】で「日本企業のブランド」の信用を貶めています。
若い方は、ひと昔前の日本製品の驚くべき高品質を知らないので「中国製でも品質がよい」と誤解しているのでしょう。
東芝(現在は中国企業傘下)の『ウォーキー』
1984年製で現在も一部の不都合もなく完全に稼働します。
PRESIDENTon-lineの記事に
メーカーとして日本と中国の大きな違いとして
中国メーカーのモノづくりは、日本従来の完璧品質を求めるモノづくりとはスタンスが全く異なっている。
最初から完全なものを作ろうとはせず、未完成な状態で市場に投入をして、後から改善をすればいいという考え方である。
何よりも市場に投入するスピードと低価格を重視し、すぐに壊れて大きく地球環境破壊に結び付いていることは気に留めない。
🔶🔶 🔶🔶 🔶🔶 🔶🔶 🔶🔶 🔶🔶
Z世代は、日本製品の「高品質」は中国の「高品質」とは比較にならないほどの『超・高品質』ということを知らない
メイドイン・ジャパンの名前を高めたとされる ひと昔前の日本車は
内装・シート・ダッシュボード・ハンドル等々が10年後でも等しく退色するか?
ヒビ割れしないか?
ドライバーがシートを倒して身体を休め視覚が変化した際にハンドル下部の見てくれが悪くないか?
メーターパネルの隙間から電線等が見えてしまわないか?
などを長期間、手間と金と時間を掛けて研究して工夫した上で
シートは10年程度で破れはしないか?
ドアーなどの開閉は10万回テストを数十回繰り返しても壊れないか?
等々の実験と試験を繰り返した後販売していたので40年、50年経った車が現在も伊豆半島一周や東北一周をトラブルなしで走れる品質がありました。
シチズン、セイコー、ソニーの時計とビデオデッキ付きコンパクトカメラ
1965年、1969年ころの製品。放ったらかし・メンテナンスゼロで現在も使用可能
レナウン、ラオックス、山水電気、パイオニア、赤井電機、ナカミチなどは全て中国企業が買い取っています。
今年あたりはNECの家電もパナソニックのテレビ部門も売却が決まりそうで 今後は益々 冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン等々日本製家電自体を入手するのが難しくなっています。
その他にも買い取られた後も日本ブランドとして世界に製品を販売している中国企業は
NECパーソナルプロダクツ、富士通クライアントコンピューティング 、三洋アクア、本間ゴルフ、ほぼ90%の世界シェアを持っていた自動車エアバックの「タカタ」
NECのPCブランドであったLAVIE、Mate、VersaPro 、富士通のPCブランドであったFMV 、世界一のノート型PCシェアを持っていた 東芝dynabook は台湾Foxconn(鴻海科技)傘下のSHARPにより2018年に買収され 現在では台湾企業のPCブランドです。
Lenovo(聯想集団) は2004年には米国IBMからPC部門を買収
スイスの老舗自動車メーカー ボルボも今では中国メーカー。ボルボにお乗りの方、中国車の乗り心地はいかがでしょうか?
中国にとって日本の大企業は「二束三文の倒産寸前赤字企業」
1/5(水) 17:25配信
■中国傘下になれば売上も中国へ
同様の話はあらゆる分野に及んでいる。
高品質の象徴として、日本の家電製品は海外諸国でも人気だったが、そんな日本家電企業の代表格である三洋と東芝は、今や中国企業なのだ。
三洋は、松下電器(現・パナソニック)を設立した松下幸之助氏の義弟である井植歳男氏により1947年に設立されたが、業績不振が続き、2011年にはパナソニック(今のところ日本企業)に買収されることとなったが、三洋の白物家電事業を務めていた三洋アクアは、パナソニックの事業と重複するため「売り」に出されることとなった。そして、中国のHaier(海爾集団)が約100億円で買収した。
一方の東芝は、1893年に設立された芝浦製作所と、1899年に設立された東京電気の流れを受け継ぎ、1939年に設立された日本の老舗企業だ。しかし、21世紀に入ってから業績不振で赤字経営が続き、遂に2016年には、東芝の家電部門である東芝ライフスタイルが、537億円で中国のMidea(美的集団)の傘下となった。
同様にしてオーディオにしても、パイオニアや赤井などの有名ブランドが、衣料品ではレナウンが、それぞれ買収された。
🔶🔶🔶🔶🔶🔶
ひと昔前の純粋な日本製品なら
エアコン、冷蔵庫、洗濯機、ビデオ、カメラ、照明器具、機械工具まで
メンテナンスすらせずに何気なく使っていても10年20年では殆ど不都合なく使え、モノによっては30年40年でも支障ないというほぼ一生ものという驚異の耐久性。
※実例
ソニーのベータマックスというビデオデッキは10年使って保管した後に30年後に取り出しても全く不都合なく使えました。
町工場で造られた安物の庭園灯も手入れゼロ、メンテナンスゼロで風雨に晒されて30年でも壊れません。
買う時に多少価格が高くても2~30年も使える物なら結果的に安い買い物です。
商品は造る側が「良いもの」を造ろうとすれば当然に手間ヒマが掛かるので価格は相応になってしまいます。
消費者も適性価格なら安さばかりに眼を奪われずに捉われずに日本製品を買っていれば
「技術の継承もできる」
「日本製品の品質も保たれ」
「ゴミも出ず」
「雇用も失うこともない」
のに『目の前の安さ』に負けてしまうのでしょうか?
1970年パイロット伸縮万年筆
大正時計と1985年シチズン時計
昭和初期の扇風機。今でも完動
大正のアイロン
昭和のカメラ。今でも完動
カシオの光電管式計算機。今でも完動
そのほかにも丈夫で長持ち=「造る時のCО2」「材料消費」「材料と商品の運搬に伴うCО2」「すぐ壊れないからゴミになりにくい」=環境に優しいです。
Z世代の方は10年というととても長く感じるのでしょうが、ひと昔前の日本製品は「買ったら一生もの」又は餅つきの臼のように「世代を継いで使い続ける」という感覚の商品が多かったのですよ。
2年や3年で不調が出る物は『粗悪品』といいます!!
言われる通り 壊れないから 質が良いから
中国製は、すぐに壊れる粗悪品だから買わない。
ホント逆になっちゃいましたね。。。
今の日本では『日本製品』はなかなか買うことができません。
日本製とされていても製造は・・・・
サイレントチェンジ等々されないようにチェックしてくれているかどうかでしょうか?