再訪希望の奇跡の村 福島県 桧枝岐村
観光客が増えてしまうとイヤなので教えたくない、、、このままの現状で在り続けて欲しい地域があります。
この村の特別なこと
まず、平家の落ち武者などが隠れ住んだ集落という言い伝えがあります。
● 福島県と新潟県及び群馬県と栃木県4県の国ざかい且つ秘境的な位置にある
● 村の周囲は2 .000m級の連峰に囲まれている
(会津駒ヶ岳(2,133m)や東北一の高山燧ヶ岳(2,356m) 帝釈山(2,060m))
● 上記理由により日照時間が短いため我が国で唯一コメの生産ができない土地
● 全国有数の豪雪地帯
● 村の面積のうち約98%を林野が占めている
● 全人口550人余の自治体
● 福島県内で人口が最も少ない市町村
● 日本一人口密度の低い市町村
● 平成の大合併でも他の自治体との合併をしない村
● 村役場の標高が約1.000m
● 村役場に隣接した集落の他には人家はない
● 全家庭に温泉が敷かれている
● 一風変わった暗黙のルールがある
・ 苗字が数個しかないこの村では下の名前で呼び合って、同姓同名にしない
・ 村民以外に土地を売らない
● 暗黙の了解
大声で刻の声をあげる『ニワトリ』や吠える『犬』は飼わ
ず、遠くからも目立つ『鯉のぼり』は揚げない。
ことが今でも伝統的に続いているといわれています。
人口550余人でも限界集落にならないのは
● 村民中、子供の数は比較的に多く、少子高齢化や限界集落と当て嵌まらない
● この村に高校は無いが、出ても戻ってくる村民が多い
ことでしょうか
● 最寄りの鉄道駅2つには、双方とも車で1時間30分を要し、
ローカルの鉄道駅に着いても運行本数は僅か。
● 村に続く道は
・ 一般国道の352号
(新潟県方面は冬期閉鎖。新潟県側の奥只見湖遊覧船尾瀬口乗船場前~銀山平間と枝折峠は終日大型車通行禁止。さらに枝折峠区間を回避する奥只見シルバーラインは終日二輪車・歩行者・軽車両通行禁止)
・ 国道401号
(南会津町境から国道352号と重複、群馬県方面へは車両通り抜け不可で歩行者のみ通行可)
・ 主要地方道は 福島県道1号沼田檜枝岐線
(群馬県道共通。但し一般車は通年通行不可で群馬県側への車両通り抜けも不可=歩行者のみ通行可) およそ10月から5月までは交通が困難になるようです。
のような奇跡の村。
【この村にも冬季でも郵便や〇猫〇和の宅配便は料金も変わらず正確に届くそうですから日本の通信・流通の素晴らしさが判ります。ちなみにキルギス、カザフ等は小荷物や郵便は届かないのが常識で、稀に届くこともあるそうです。日本って有難いですね。】
村内のあちこちに観られる清流
村内のゴミひとつ落ちていない綺麗な道路
古来より平家の落ち武者・落人、その後は信長に追討された楠木一族の落人が落ち延びて集落にひっそりと住んでいる集落といわれています。 (事実か否かは??)
平家の落人というのが定説なのですが
実は、
・平安京遷都時に権力闘争に負けて落ちて来た藤原氏だった星さん。
・その400年後に源平壇ノ浦合戦で敗れた平氏の落人が村に来て、平野さん。
・さらにその400年後に伊勢治田城主楠七郎左衛門正具が織田信長に滅ぼされて
橘さんが村に来た。
ということらしいです。
現在、村の住民の苗字は 「星、平野、橘」 の3名字しかないとのこと。
東京から車で5時間、この村は周囲が山に囲まれ、特別豪雪地帯となるので人跡未踏の地となり、隠れ里には適していたので落人が集まったということでしょうか。
平氏や公家の末裔が多く住まわれているという理由からか、住民女性は色白の美人ばかりで男女ともに綺麗な標準語を話していて皆さんがとても親切です。
🔶交通事故が異常といえるほど無い地域
今は令和2年、2020年ですが平成18年・2006年に死亡事故ゼロ5500日達成ということは 平成3年・1991年から死亡事故はないということ。来年訪問して変わっていなければ30年間になります。こんな自治体は世界を探しても見つからないでしょう。
桧枝岐村の名物 裁ち蕎麦とはっとう
裁ち蕎麦は、十割蕎麦の生地を畳まずに包丁で 「裁つ」 ように切って食べるのでそう呼ぶそうです。
「はっとう」 は村に見廻り役人が来た時に村には御馳走がなかったのでそば粉と餅米を練って砂糖と塩で味付けして蒸したものを差し出したところ「こんな旨いものは村人は食べてはならぬ」と「御法度」にされたので「ごはっと」から「はっとう」と呼ばれたそうで、なかなかの美味ですが現代では法度にするほどでも・・・
裁ち蕎麦は、十割蕎麦の生地を畳まずに包丁で 「裁つ」 ように切って食べるのでそう呼ぶそうです。
「はっとう」 は村に見廻り役人が来た時に村には御馳走がなかったのでそば粉と餅米を練って砂糖と塩で味付けして蒸したものを差し出したところ「こんな旨いものは村人は食べてはならぬ」と「御法度」にされたので「ごはっと」から「はっとう」と呼ばれたそうで、なかなかの美味ですが現代では法度にするほどでも・・・
桧枝岐で一番有名なお店のメニュー
公衆浴場 『駒の湯』
村の『公衆浴場』は朝6時から営業中です。源泉100%かけ流しの天然温泉でも『公衆浴場』なので料金は一般の公衆浴場と同じです。
番台風景。 誰もいなくてさんざん声を掛けると出て来ました不用心そうですが中国・韓国の観光客は来ないので問題はないそうです。
男湯入り口の暖簾
脱衣所の鏡。 くすみや水滴跡1つないほど徹底的に磨かれています。
洗面の蛇口もこのとおり。
浴室内。 何人かのお客が出て行きましたが椅子や桶などがきちんと整頓されています、客の質が良いのでしょう。
※韓国や中国の観光客が来ていたらこうはいきません。
※西洋人の観光客は少しは訪れるそうです。中国人韓国人は桧枝岐の良さは分からないのでしょう。
湯船。源泉かけ流し、湯量が豊富で誰も入っていなくても温泉が浴槽から溢れ出していて、自分が入ったら大洪水状態でした。
新築でもないのにカランもこ~んなにキレイでした。温泉は硫黄で綺麗にしておくのが大変なので珍しい状態です。
ありがとうございます m(__)m
湯舟の外には渓流があります
外には露天風呂もあります
柵の下には清流が音を立てて流れています
公衆浴場なのにシャンプーからリンス?トリートメント、ソープまで準備されていました。ホテルの立ち寄り湯は料金が少し高くて500円ですが誰でも入れます。
駒の湯から出て振り返ると新緑の稜線と雲ひとつない抜けるような碧空が広がります
標高2000m超えの山あいに囲まれた盆地ながらも標高1000mの桧枝岐温泉郷
村のどこもキレイ、景色がキレイ、村民の方の心がキレイ、村民女性は上品な美人ばかり、みなさん親切。。。
本当に 『奇跡の村』 です
本当に 『奇跡の村』 です
ところで、、
公衆浴場の更衣室に掲出されていたこんな駐在所の啓発ポスター
さて、平和そうな村ですがこのような事件があるのでしょうか?
この村に警察官はいません。 ゼロ、皆無です。
この村に警察官はいません。 ゼロ、皆無です。
110番しても警察官が来るまで1時間から1時間半かかるそうです。
担当の警察署は 福島県警 南会津警察署
担当の警察署は 福島県警 南会津警察署
帰りに立ち寄って聞いてみました。
南会津郡 南会津町、只見町、下郷町、檜枝岐村の3町1村自治体を管轄していますが『交番』はゼロ、1人勤務の『駐在所』だけが南会津町に4つ、只見町に3つ、下郷町に2つ、檜枝岐村はそれさえ完全にゼロ。
警察署といっても交通や刑事 『課』 などは無くて 『係』 のみ。
交通課・刑事課ではなく人数が極端に少ない交通係・刑事係とか。。。
警察署といっても交通や刑事 『課』 などは無くて 『係』 のみ。
交通課・刑事課ではなく人数が極端に少ない交通係・刑事係とか。。。
※平成30年の犯罪の発生件数は(平成30年1月1日~平成30年12月31日)
3町1村全部で、盗難 39件その他 19件 のみ
昨年の交通事故は発生件数 怪我人 死者
南会津町 22 29 0
下 郷 町 14 29 0
只 見 町 1 1 0
檜枝岐村 0 0 0
トータル、3町1村での年間の刑法犯罪の発生は 58件、年間の交通事故件数は 37件
この数は、都市部の交番 (警察署ではなく交番) の1週間分以下です。
3町1村全部で、盗難 39件その他 19件 のみ
昨年の交通事故は発生件数 怪我人 死者
南会津町 22 29 0
下 郷 町 14 29 0
只 見 町 1 1 0
檜枝岐村 0 0 0
トータル、3町1村での年間の刑法犯罪の発生は 58件、年間の交通事故件数は 37件
この数は、都市部の交番 (警察署ではなく交番) の1週間分以下です。
桧枝岐はすべてゼロ!ヽ(^。^)ノ
勿論、大災害などがあれば自衛隊や警察が駆けつけてくれる仕組みの基での平和なんですが。。。
いいなぁニッポン!
コロナが収束したらすぐに行くぞーーー
毎日忙しく動き回っています。でも明日早朝に娘が帰っていくのでまた寂しくなります。
中国人韓国人が来ないところなんて日本にあったんですか?! 驚きですが、その状態を保ってほしいです。北海道は中国人に土地を爆買いされて近くにある温泉地も中国人所有となりました。こんなになるまでほっといて政府はどうしたんでしょうかね。自衛隊基地の隣が中国人の別荘地になるとか聞きました。国土を守ることも国防に入っていると思うのですが。
日本本土のどこでも誰でも金で買えるという仕組みが間違いなのですが親中家が多いので制限できないのでしょうね。
桧枝岐の公衆浴場に一度行って欲しいです。冬場はほぼ道路も封鎖になりますがこんな世界が広がっていることが奇跡です。でもツアーも無いし、交通は極端に不便で車だけが頼りというところです。