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旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

奇跡の村 福島県 桧枝岐村

2019年05月31日 | 観光地ではない旅行
特別である理由
まず、平家の落ち武者などが隠れ住んだ集落という言い伝え。ほか
 ● 福島県と新潟県及び群馬県と栃木県の国境の
  秘境的な位置にある
 ● 村の周囲は2 .000m級の連峰に囲まれて
  日照時間が短いため我が国で唯一コメの生産ができない土地 (会津駒ヶ岳(2,133m)や東北一の高山燧ヶ岳(2,356m)  帝釈山(2,060m)の高山に周囲を囲まれている)
 ● 全国有数の豪雪地帯である
 ● 村の面積のうち約98%を林野が占めている
 ● 全人口550人余の自治体
 ● 福島県内で人口が最も少ない市町村
 ● 日本一人口密度の低い市町村
 ● 平成の大合併でも他の自治体との合併を拒否 
 ● 村役場の標高が約1.000m
 ● 村役場に隣接した集落の他には人家はない
 ● 全家庭に温泉がひかれている
 ● 一風変わった暗黙のルールがある
  ・ 苗字が数個しかないこの村では下の名前で呼び合って、同姓同名にしない
  ・ 村民以外に土地を売らない

 ● ルールではないが
   大声で刻の声をあげる『ニワトリ』や吠える『犬』は飼わ
 ず、遠くからも目立つ『鯉のぼり』は揚げない。
  ことが今でも伝統的に続いているといわれています。
 ● 村民中、子供の数は比較的に多く、
   少子高齢化や限界集落と当て嵌まらない
 ● この村に高校は無いが、出ても戻ってくる村民が多い
 ● 最寄りの鉄道駅2つには、双方とも車で1時間30分を
  要し、ローカルの鉄道駅に着いても運行本数は僅か。
 ● 村に続く道は
  ・ 一般国道の352号(新潟県方面は冬期閉鎖。新潟県側の奥只見湖遊覧船尾瀬口乗船場前~銀山平間と枝折峠は終日大型車通行禁止。さらに枝折峠区間を回避する奥只見シルバーラインは終日二輪車・歩行者・軽車両通行禁止
     ・ 国道401号(南会津町境から国道352号と重複、群馬県方面へは車両通り抜け不可で歩行者のみ通行可
     ・ 主要地方道は 福島県道1号沼田檜枝岐線(群馬県道共通。但し一般車は通年通行不可で群馬県側への車両通り抜けも不可=歩行者のみ通行可
    およそ10月から5月までは交通が困難になるようです。

のような奇跡の村。
【この村にも冬季でも郵便や黒〇大〇の宅配便は料金も変わらず正確に届くそうですから日本の通信・流通の素晴らしさが判ります。ちなみにキルギス、カザフ等は小荷物や郵便は届かないのが常識で、稀に届くこともあるそうです。日本って有難いですね。】

村内のゴミひとつ落ちていない綺麗な道路

古来より平家の落ち武者・落人、その後は信長に追討された楠木一族の落人が落ち延びて集落にひっそりと住んでいる集落といわれています。 (事実か否かは??)


平家の落人というのが定説なのですが
実は、
 ・平安京遷都時に権力闘争に負けて落ちて来た藤原氏だった星さん
 ・その400年後に源平壇ノ浦合戦で敗れた平氏の落人が村に来て、平野さん
 ・さらにその400年後に伊勢治田城主楠七郎左衛門正具が織田信長に
  滅ぼされて橘さんが村に来た。
ということらしいです。

 現在、村の住民の苗字は 「星、平野、橘」 の3名字しかないとのこと。
 東京から車で5時間、この村は周囲が山に囲まれ、特別豪雪地帯となるので人跡未踏の地となり、隠れ里には適していたので落人が集まったということでしょうか。

平氏や公家の末裔が多く住まわれているという理由からか、住民女性は色白の美人ばかりで男女ともに綺麗な標準語を話していて皆さんがとても親切です。

村内の様子は次回に。。。


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