
船長釈放「菅首相が指示」 前原元外相が証言 尖閣中国船衝突事件10年 主席来日中止を危惧
9/8(火) 6:00配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/24f508e7b941d12e7cd57dc3f369e66e9b8f0c2b
インタビューに答える前原誠司元外相=3日、東京・永田町の衆院第一議員会館(酒巻俊介撮影)
前原誠司元外相が産経新聞の取材に対し、10年前の平成22年9月7日に尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の領海内で発生した海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件で、当時の菅(かん)直人首相が、逮捕した中国人船長の釈放を求めたと明らかにした。
旧民主党政権は処分保留による船長釈放を「検察独自の判断」と強調し、政府の関与を否定してきたが、菅氏の強い意向が釈放に反映されたとみられる。
【写真】尖閣諸島沖で海保の巡視船「みずき」に衝突する中国漁船
前原氏によると、国連総会に出席するための22年9月21日の訪米出発直前、首相公邸に佐々江賢一郎外務事務次官ら外務省幹部とともに勉強会に参加。その場で菅氏が公務執行妨害容疑で勾留中の船長について「かなり強い口調で『釈放しろ』と言った」という。
前原氏が理由を聞くと、菅氏は同年11月に横浜市でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議があるとして「(当時の中国国家主席の)胡錦濤(こ・きんとう)が来なくなる」と主張。
中国側は船長の釈放を要求し、政府間協議や人的交流の中止などさまざまな報復措置をとっていた。釈放しない場合、胡氏が来日しなくなることを懸念したとみられる。
前原氏はその後、当時の仙谷由人官房長官に「首相の指示は釈放だ」と報告した。 当時の外務省幹部も「菅首相の指示」を認めた。菅氏は産経新聞の取材に「記憶にない」と答えた。


事件は22年9月7日、尖閣諸島沖の日本の領海内で発生。中国漁船が海保の巡視船2隻に相次いでぶつかり、海保は8日未明に船長を逮捕した。その後、中国側はレアアース(希土類)の対日輸出停止や中国内での邦人拘束といった対抗措置をとり、那覇地検は24日、勾留の期限を5日残して船長を処分保留で釈放することを決定。


尖閣衝突事件10年 極秘訪中した細野豪志氏 長い交渉の末に「邦人釈放」耳打ち
9/8(火) 8:41配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/40a021d61e2303b0c955f6578354c866f0dc8881
インタビューに応じる細野豪志衆院議員=東京都千代田区(川口良介撮影)
平成22年9月7日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の領海内で発生した海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件後、中国は日本人の拘束などさまざまな報復措置に出た。当時、民主党政権の議員として極秘に中国を訪問した細野豪志衆院議員に話を聞いた。
【写真】尖閣諸島沖で海保の巡視船「みずき」に衝突する中国漁船
中国人船長が処分保留で釈放された日で、政権批判が高まり、私も地元にいて忸怩(じくじ)たる思いを持っていたときに電話があり、『中国に行ってくれないか。外交ルートも機能していない』という話だった。その一言で状況を察することができた」
「衝突時の映像公開を求める声が出ていて、在中国の日本の建設会社の社員4人が不法に拘束され、状況は最悪だった。一晩、相当悩んだ。捨て石になるかもしれないが、翌25日に上京してホテルで仙谷氏と会った」
仙谷氏に『なかなか大変ですね』と言ったら、『骨は拾ってやる』と言われた」
--29日に訪中し、面会した戴秉国(たい・へいこく)国務委員(外交担当)とのやり取りは 「午後3時から北京の釣魚台国賓館で交渉を始めた。夕食は30分間で、あとはひたすら交渉だった。 「中国側は『日本が新しいアクションを起こした』と言っていた。尖閣では今までいろいろなことがあっても逮捕しなかったが、今回は逮捕した、と。海保の巡視船にぶつけてきたわけだから『逮捕は当然だ。国内法を粛々と執行したまでだ』と説明したが、彼らは盛んに『ハードルを上げてきた』という言い方をしていた」

--衝突時の映像については 「『日本政府が映像を公開しないという約束はできない。やがて公開されると思ってくれ』と伝えた。中国側は想定外だったかもしれない。中国は政府が公開しないという意思を持てば公開しないことができるが、日本では政府が国権の最高機関である国会をコントロールできないということを分かっていなかった」
--邦人拘束については 『少なくともこちら側の意図は伝えてくる』と答えて訪中した。中国側は最後に『釈放を検討する』と耳打ちしてきた。その翌日に解放されたので、成果だったと思う」

「当時の政府の説明について強い違和感を持ったことは事実」尖閣諸島中国漁船衝突事件について菅官房長官
9/8(火) 11:02配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/dac8dee5f3ed70f396f46ed1df2f7ddfc3794f91
菅官房長官

10年前に発生した尖閣諸島中国漁船衝突事件について、当時外務大臣だった前原誠司衆院議員へのインタビューを8日付の産経新聞が掲載した。その中で前原氏は“菅直人総理(当時)の指示によって中国船の船長が釈放された”と証言している。 この点について、8日午前の定例会見で菅官房長官は「承知はしていないが、現在の立場で具体的なことを申し上げることは差し控える。ただ、国内法に則った対応であるという、当時の民主党政府の説明について強い違和感を持ったことは事実」と述べた。(ANNニュース)
10年も経ってから真実を暴露し始めた政権党の幹部たち。
反省しない、能力もない、息をするようにウソをつく連中が政党名だけを変えながらバラバラになり、また集まって政権交代という悪夢を再現しようと悪だくみしています。



愚民にならぬよう注意しなくては。。。


