思いもかけないこと

久し振りに会った後輩から聞かされた嘆き節

４月採用の新人に仕事の電話をしたら　電話に出なかった。


その後、すぐにメールが来て

先にメールをしてから電話するように。常識を守ってください(怒)と抗議されたそう。
　すぐに応対を求められる電話を直接かけるのは非常識なことで、あらかじめ用件を記載したメールを発信してから相手の了解を得た上で電話をするのが当たり前のこと 『常識』 だそうで。

　その時も夜中とか昼の食事時間とかではなかったので、問題があるとは思わないのですが。仕事で急ぎの連絡もメールして部下の承諾をとらないと電話できないのですかね・・・というのが嘆き事でした。


たしかに先日の交通トラブルの報道でも若者の 『常識』 に驚きました

被害者は、普通に走っていたら急に後続車に煽られて、停まったら運転手に殴られた

という

状況はこう
一車線の交互通行のどこにでもある一般道路。
暴行犯人の言い分は
自分が走っている前方の左側に駐車している車があったので自分は対向車線にはみ出さなくては停まって対向車をやり過ごさなけりゃならない。

こんな場合は、対向車の運転手が止まって自分を先に通過させるような配慮をしてくれるべきなのに意地悪にも止まらずにそのまま通過して行った。
だから自分が停車するしかなくなったので常識知らずに思い知らせるためＵターンして追いかけて煽ったら停まったので運転していた男性を殴った。

自分は悪いことをした覚えはなく、意地悪をしたんだから相手こそ反省すべき。というメチャクチャな理論。

被害者にしてみれば、対向車の進路の状況まで見ながら対向車がスムーズに走れそうもなかったら自分が急停車してまで道を譲るなんて考えられなかったでしょうに。

相手が自分に対して思いやりを持った行動をとるのは当たり前。そうしない相手は思い知らせてやる。
こんな若い人が増えているんでしょうか・・・・
道路を逆行する自動車も報道頻度とは違って、実際は高齢者より若者の方が多いのが現実だと言いますし　通常と異なる判断を確固たる意識で行う若者も怖いですねぇ。