国際宇宙ステーションへJAXA宇宙船 ＆ 日本の対策「成功」と評価 WHO

良い話。　共同通信の報道２つ

JAXAの無人補給機、有終の美 9回連続成功で引退

     共同通信社　2020/05/25 21:25　https://www.msn.com/ja-jp/news/future/jaxaの無人補給機、有終の美-9回連続成功で引退/ar-BB14z0wM?ocid=spartanntp

　宇宙航空研究開発機構（JAXA）の無人補給機「こうのとり」の最終となる9号機が25日午後9時15分ごろに高度400キロの国際宇宙ステーションに到着、9回の物資輸送を全て成功させ有終の美を飾った。

　 

「こうのとり」は、2009年の初号機以降、１度の失敗もなく、8回連続して国際宇宙ステーション（ISS）への物資補給をしており、この9号機は最後の任務でした。

２０１１年の米スペースシャトルの引退以降は大型機器を運べる唯一の補給機となっていたため　以降は、日本の「新・こうのとり」が運用されるまで人類は宇宙ステーションへの補給機は無いことになります。

宇宙飛行士が必要とする食料品や衣類、実験装置やISSの電源となるバッテリーなどを運びましたがこうのとりは、「キャプチャー・バーシング方式」と呼ばれるロボットアームを使用したISSへの結合が世界で初めて採用され、米民間補給機であるシグナスやドラゴンにも同方式が使用されています。

武漢ウイルスとの闘いのさなかに日本のJAXAが宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機（HTV9）は、H-IIBロケット9号機（H-IIB・F9）により、種子島宇宙センターから2020年5月21日2時31分00秒（日本標準時）に打ち上げられました。

※宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が開発し三菱重工業や三菱電機、IHIエアロスペースなどの大小100社程度の企業が製造する。

国際宇宙ステーション (ISS) で使う各種実験装置や宇宙飛行士の食糧や衣類の輸送業務を担う無人宇宙補給機で愛称はこうのとり

　〇 宇宙空間という特別な環境を利用して、地球・天体の観測や、宇宙での実験・研究などを行う国際宇宙ステーション計画（ISS）は15カ国が協力する国際プロジェクトです。

　〇 ISS運用に必要な物資の輸送は、ISS計画の参加各国 が分担して行なっており、日本は、H-IIBロケットで打ち上げる宇宙ステーション補給機 「こうのとり」 （HTV：H-II  Transfer Vehicle） を開発・運用しています。 「こうのとり」 （HTV） は年1機程度打ち上げられ、さまざまな荷物を運び ISS計画を支えています。

　〇 「こうのとり」 は、H-IIBロケットにより打ち上げられる現在は世界唯一の無人の宇宙船で、食糧や衣類、各種実験装置など最大6トンの補給物資を軌道上にある国際宇宙ステーションに送り届ける一連の補給作業には、国際宇宙ステーションとのランデブーやドッキングも行われるため、優れた安全性が要求されていますが

１度の失敗もなく任務を遂行中です。

　　

日本の対策「成功」と評価 WHO

      共同通信社　2020/05/26 06:44　https://www.msn.com/ja-jp/news/coronavirus/日本の対策「成功」と評価-who、第2波警戒訴え/ar-BB14zYVs?ocid=spartanntp

手泥巣事務局長

　【ジュネーブ共同】　世界保健機関（WHO）のテドロス事務局長は25日の記者会見で、日本が緊急事態宣言を全面解除したことを巡り、新型コロナウイルスの新規感染者が大幅に減少し死者数増も抑えられているとして対策が「成功」したと評価した。日本が今後も感染経路の特定などに注力する姿勢を示したことも称賛した。

日本が支出した　WHOへの追加基金のお礼のつもりかもしれません。　何しろ 「お金」 に弱いテドロス事務局長ですから。

WHOに褒められるより、僅かな税金で運用されているJAXAの 「こうのとり」 の世界貢献の方が嬉しい気がします。