昨夜、市役所 (区役所) に勤務する後輩から一杯気分の私に電話があって、愚にもつかない長電話。
国からの武漢ウイルス現金給付金10万円の支給について、自治体から郵送してくる筈の書類が全然来ないと話したら・・・
「国から全住民に10万円を支給する手続きについて通達が来て、忙しいところに又仕事が増えて現場は疲弊している。限界です。」
とのグチ。
担当課は30人ほどの体制。10万円担当になる係員は3名。朝から晩まで住民全員に個別郵送手続きをやりますが1日に多くて120通が限界でしょう、朝の始業時から夕方の超過勤務をして、いつもは18時には自宅で夕食を食べられるのに、今は18時まで仕事してます。
こんなに過重労働しているのを国は知っているのでしょうか?
という質問までしてきました。
そうか~、国民は政府が早急に国民一人あたり10万円を支給しますと言ってはいても 現場の市町村が動いていないことが分かりました。
★★笛吹けど踊らず★ 【国が指示しても自治体は知らんふり】
国は少しでも早く国民に現金を届けたくても現場の職員は 「普段の仕事だけでも手一杯なのに余計な仕事が増えた」 「職員は疲弊している」 「限界だ」 等々で手続きが遅れていることが分かりました。
土・日・祭日は完璧に休んで、定時に出勤し、退庁時間が17時15分なのに通常なら17時ころには退庁していたのが18時まで残業するのが数週間続くと 「体力の限界だ」 「現場は疲弊している」 等々の泣き言が出て来て、住民が首を長くして待っている支援金交付手続きが遅れているということ。
政府が 中国で言うところの 『地方政府』 である、 『県・市町村』 に指示しても自治体が動かない。 『県・市町村』 の自治体は国民から責められることもなくノンビリと手続きをしているようです。
【中国の地方政府は何の権限もなく、中央政府の許可が無いと武漢ウイルスの発表もできないのはご承知のとおり。 日本の地方政府である自治体は、国から巨額の交付金を受領していても国の指示には全く従わないのは武漢ウイルスの感染防止の休校措置の際にも明らか】
自治体職員自身は一生懸命やっているとの意識でしょうが、民間の個人営業者からみるととんでもない仕事の進め方をしているのにお気づきでない。
自治体職員は採用以来 「本当の多忙」 を経験していない人からは少し忙しいとグチしか出てこないのでしょう。
一世帯2枚のアベノマスクの配布も検品も現場はこんなものなんでしょうね~ 何をやっても遅い!!
トップが何を指示しても末端は知らんぷり。日本の統治システム改革が必要でしょう。
アホクサ・・・ って感じです。。。
ここ数十年のことです。社会的な風潮と労働組合の影響が大きいと思います。
厳しく仕事に取り組むように言う幹部はカスタマーハラスメントのやり玉にあげるそうです。全員がそうだとは思いませんがこんな職員が5%いるだけでも一般国民は脅威ですよね。