旅 ・ 懐かしいもの探しetc

 旅行はあまり有名ではないところをメインに身勝手な感覚で記述し、武漢ウイルス以降はグチばかり・・・

128年つづく 庶民のウナギ屋さん

2018年08月12日 | 安かったり旨かったり
横浜反町の旧 『青木花街の大門』 近く 鰻屋さん『菊屋』


建物も終戦直後に建直していますが老朽化が窺えます


焼き場から鰻を焼く煙が吹き出して周辺に良い香りがしていました


店舗前の通りから見ると焼き場の先が入り口。 知らない人は入りづらい感じです。


店の前の価格表 (税込、肝吸い、お新香付き)。5~6年前から値上げなしです (゜o゜)

価格の違いは 『鰻の量だけ』 なんだそうです

お店の中。 昼の営業は14時までなので13時30分に入店した時は満席でした


昭和時代からの天井扇風機と天井照明がなぜかホッとさせてくれます


立派な神棚も堂々と鎮座


なぜか会津のバッタの飾り物


和室の客室


いつものようにトイレを…
店は古くてもトイレは新式。老舗らしくトイレにも灰皿が… 昔はどこにも (病院の病室にまで) にも灰皿はありましたから名残りなのでしょうか


毎日繁盛しているので調理場には活気がありました


女将さんに 『値上げしていないけれど ウナギは舶来ですか?』 と聞いてみたら 『と~んでもない、うちは昔から一切使いません。愛知県一宮の指定した業者さんから毎朝届けてもらっています』 『天然じゃなく、養殖ですからこの値段でできるんですよ』

ウナギ認定証


生産者

な~るほど、養殖鰻は安いのですね。それより安いのが台湾産、もっと安いのがベトナム、う~んと安いのが中国産だそうで、輸入物を使えば利益率が高くて とても儲かるそうですが 『儲かる商売をやっていると長くは続かないので、少し稼いで長く続けるようにしている』 そうです。

注文から15分ほどで提供された熱々のうな重。3240円のもの、値段によって重箱の色が4種類あります。


ご飯は少なめですが鰻は重なった状態で乗っていました。 ふっくらとして肉厚で美味

たくさんは儲けない主義で128年。まだまだ続けてほしい名店です。

菊屋さんの以前の記事は⇒こちら
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