連休の数日間、千葉県茂原市の大雨災害の被害に遭った知人宅に行きました。
【画像は敢えて搭載していません】
雑貨店を個人店舗で営業していた知人 (もう友人とは呼びたくない) は河川の氾濫による店舗の浸水で商品は水浸しだったそう。
さぞかし落胆しているかと思いきや、市に罹災証明の申請をしたら職員が実地検査をしに来たわけでもなく罹災証明が郵送されて来て、
〇 国が激甚災害なんちゃらと指定してくれたので保険会社への請求も自分で写真撮影して仲間内の業者の 『なぁなぁ見積もり』 で火災保険を請求。
請求は基本料金で見積もったけれど実際は定価ではない実勢価格で修理と新規購入。
〇 店舗に陳列してあった商品は売れ残りも含めて全て賠償してくれたので本人曰く 『何年も売れなかった商品も含めて全て完売と同じでラッキーだったよ』 との言。
〇 『家庭にあった不用品も冷蔵庫・洗濯機も無料で新品になったし、罹災証明を持っていれば自治体の災害ゴミ置き場で、本来はリサイクル料金のかかる電気製品も出してきた』
〇 『仲間の不要家財も俺の店の物だと言って一緒に捨ててきてやったよ』
自治体職員も罹災証明を持っている人に廃棄物のチェックは一切なしだったそうで、こんな時だからこそ 『被災者という錦の御旗をもった市民』 とのトラブルは避けたいのでしょう。
税金で補てんしている災害に伴う補償や支援、保険会社が今後保険料の値上げに直結するであろう 『災害で甘い汁を吸う被災者』 は 『本当の被災者』 に対する冒涜でしかないような状態が見受けられます。
政府は現実を吟味して本当に困っている人を対象にするべきで、安易に激甚災害や大規模災害復興法を適用してほしくない気がしました。
家の修理をしない場合でも10万円の支給です。この支給を受けた人は、とある政党関係者に多いそうです。
災害見舞金も100万円いただけたそうで、家の一部が壊れただけでも全壊扱いになったそうでした。
災害ゴミの処分だけでも数百億円って、90%を国が税金で負担するなんて何か変だと感じました。