ー 2.11 建国記念の日ー
2.11は建国記念の日。
昭和41年(1966年)に祝日と定められた。昔は紀元節と言っていた。紀元節とは古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇の即位日である紀元前660年1月1日をいう。 この旧暦の1月1日が現行グレゴレオ歴の2月11日にあたる(ウィキペディア)。
時が流れ、紀元2600年にあたる昭和15年(1940)には国を挙げて祝賀行事が行われた。祝いの歌もつくられた。
“ 金鵄輝く日本の栄ある光身に受けて・・・ ” 。
少し口ずさむことができるのは子どもの頃ラジオから流れていたのを聞いていたからだろう。
呼び方は独立記念日、国家の日など様々であるがどこの国でも国のはじまりを祝さない国民はいない。祝いの印に記念日には戸口に国旗を掲げる。アパートの住人は窓から国旗を出す。
ある国の国民が自国をどれだけ大切に思っているか、あるいは守る気があるかは記念日に家々にはためく国旗の数ではかることができる。戦車やミサイルの数は二の次である。旗の数が少ない国は攻めるに易い。
亡国の危機があった。太平洋戦争の終結にあたって連合国の間で日本を分割占領する案があった。ソ連が北海道と東北。米が関東から近畿。中華民国が四国。英が中国と九州といった具合である(2023.8.21「GHQ の6年8ヵ月」NHKTV)。
山紫に水清きこの国、大事にしたい。2040年には紀元2700年を迎える。