「兵站」の次によく耳にした言葉は「鹵獲(ろかく)」であります。
「ウクライナ軍はロシア軍が撤退の際に乗り捨てた戦車を鹵獲し・・」という報道がたびたび聞こえました。
鹵獲とは、戦地において敵の軍用品、兵器などを奪い取ること。
鹵獲される物資の大半は弾薬、歩兵の個人食料など雑多な消耗品。
戦車などの兵器は戦闘によって破壊されるため、兵器が稼働状態のまま鹵獲されるのは珍しい。(航空軍事用語辞典)
とあるのですが、兵站を崩され戦車を動かせなくなり、乗り捨てて撤退したという事態が。
乗り捨てる場合でも破壊するのがセオリーだが、ロシア軍にはその時間もなかったらしい。
ウクライナ軍が鹵獲した戦車は440両、装甲車は650両にのぼり、中にはトラクターで戦車を引っ張っていく様子も報道されたりしている。
ウクライナはソ連邦時代から戦車の製造地であり、この鹵獲した戦車を修繕し使っている。
ロシアは軍事大国だと思っていたが、そうではなかったことがあちこちでわかる事態となっている。
記録手帳
さて、一体どんなことが書かれていることやら。
掌にすっぽり入る大きさです。文字はもちろん鉛筆書きです。
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