鳩山のぞみ教会ブログ

牧師さんのほのぼの話し。http://www.jhc.or.jp/hatoyama/

99歳のおじいちゃんとの再会と別れ

2009-04-11 09:42:15 | 牧師ファミリー
春休みに関西方面へ、妻のおじいちゃんに会いにでかけた。

99歳になるおじいちゃん、100歳のお誕生日を今年の夏に迎える予定
なので、その時にお祝いに行こうと思っていたら、入院生活になっている
と連絡を受け、急遽いくことにした。

足腰は弱って、ベットの上での生活だけど
写真のようにステキな笑顔で、迎えてくれた。
ひまごたちを、喜び、妻との再会を喜んで
手を離さず「よく来てくれたなぁ~、よく来てくれたなぁ~」と
繰り返す言葉には、涙がでてきた。

お世話をしているMおばさんに、「いつも感謝しています。
この分だと、夏の100歳の誕生日、迎えられそうですね」と
話してきた。

ところが、びっくりしたのは、その3日後に微熱が始まり、
数日後に、天に召されていきました。
以前から、おじいちゃんから手紙をもらって、関東での納骨は、
誉が牧師として、執り行って欲しいということだったので、
おじいちゃんを、賛美とお花で包んで、お送りしたいと思う。

おじいちゃんは、先に召されたおばあちゃんと共に、
カトリック教会で戦前から洗礼を受けていた。
洗礼を名を聞いてビックリした。
「フランシスコ・ザビエル」だそうだ。
そういうのも、ありなんだ?と、カトリックの心に広さに驚く。

私たちが病床で会えた時の写真が、おじいちゃんの最後の写真に
なったと、Mおばさんがいっていた。
一期一会! 神の時・カイロスに、生かされている恵みを思う。