*手製マスクの勧め
シャープ製マスクにアクセス殺到 IOT家電もダウン
シャープが21日に発売した自社工場製マスクの特設サイトにアクセスが殺到し、同じサーバーを利用してネット上で操作ができる同社製の家電の操作もできなくなっていることがわかった。同社が詳しい状況を調べている。
シャープは21日午前10時から、同社の工場で作った使い捨てマスクをインターネット上の特設サイトで一般向けに売り出した。ところが、発売当初からアクセスが殺到し、接続しづらい状況が続いている。マスクの販売も予定通りに進んでいない可能性があるという。
また、同社はエアコンなどの家電製品をインターネットを介し、スマートフォンなどで操作できるサービスを提供しているが、操作ができない状態という。同社によると、マスク販売時に必要な会員登録と、家電をスマホで操作する際に必要な会員登録を同じサーバーで管理している。アクセスが集中したことで操作できなくなっている可能性があるという。
同社の広報担当者は「マスクには大変な反響をいただいたが、ご迷惑をおかけすることになり申し訳ない。詳細な原因は調査している」と話している。
シャープは、政府の要請を受けて三重県の自社工場で3月下旬からマスクを製造している。1箱50枚入りで税抜き2980円。送料が全国一律660円かかる。当面は1日あたり3千箱を販売する予定だった。(森田岳穂)
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