無

私は大きくなったら「いんじんさん」に連れられ行ってみたかった・・・

赤い靴は見たこともなかったが・・

青い目にもなりたかった

赤い靴を履いた女の子がいる公園で船の話を聞いた

自信にあふれ輝いていた

こんな時間が大好きだった

ずーっと続くとは考えなかったのだろうか

隣にいるのが私だと思っていたのだろうか

赤いくつはいてた女の子 価格：￥ 1,296（税込） 発売日：2009-08-08

無 福寿草

あの人の幼友達も早く逝った

彼が呼んだとは思わないが

けんかもしたことがなかったといった

別れの言葉の中でこの花の名を彼が教えてくれたと言っていた

あの人と花が結びつくことがあるとは・・・

異なものである

山吹が中学校の近くに咲いていた

あの人が逝ったとき十月桜も消えていった

これらの花を見るたび思い出してあげましょう

桜 苗木 十月桜 十月桜は春と秋に咲く二季咲の桜 価格：（税込） 発売日：

無

あれ・・・２０年も過ぎていたの？

風のうわさは時々聞いたけど・・・

まだ時間はあるっていっていたから・・・・・

すれ違いだったなと言ったね

ずっとずっと・・・心にいたのに・・

拓郎も千春も聞いてるけど

マークⅡはくるねえ・・・じーんと

無

私は手相占いで４，５０代に肝臓を悪くすると出た

確かに肝機能の低下はあるが油だろうということ

あのころ肝臓で入院したと聞いた

「休めってことだよ」とお見舞いの言葉をおくった

それがこのたびの始まりになるとは・・・・

若いときから

「遺書だと思ってくれ」と手紙をくれた

級友の死を持ち出しては「次はオレだ」とか言っていた

俺の後は追うなよ・・・とも言っていた

そんなこというもんじゃない！！とか言ってやったのに・・

あいつは逝っちまった

だまって・・・・いっちまった