私の頭の中の鉛筆

とりあえず書いておこう

集めておこう

貧しさ

2015-06-09 14:58:52 | うた


日常は感じないところにいたかったから

あまり子供のころの話もしなかった

貧しさも表立っては口にしなかった

あるとき

「貧しい国の女の子は美しい顔をしてるんだって・・」

という話をしたら

「おまえは自分を美人だって言うのか??」って

美人だから貧しいってか?

貧しいから美人だってか?

聞き返せないだろぉ

上品なお嬢さんってタイプだったよな!

冗談でもうれしかったけど

あのね

年中「ブスブス」言っていたのは君だからね

気持ちと反対のこというんだよとは何十年も経って聞いたこと

究極のすれ違い・・・

人生は面白いと思わなきゃ!

子供のころの話

でも忘れられない話

認知症になってもこれだけは憶えている話

逢いに来る約束を破ったのは・・・君・・

しあわせ

2015-06-09 08:41:01 | うた



15才のころの教室

授業で「しあわせ」について話し合って

皆は何を言ったかは覚えていないが

私は生きていればしあわせというようなことをいった

命があれば何かできると思ったのだろう

「今幸せだと思う人は・・・」に

手を挙げないわけにはいかないだろうみたいに手を挙げた

もう一人居たが彼ではなかった

いま・・

命がある私は幸せか・・・


いましあわせか・・・

話がしたい・・・

辛いことはないか・・・

そう言って・・・逝ってしまった彼は幸せだったろうか

逝ってしばらくはなぜかさみしさを忘れていたが

今・・・いかりになっている

誰に怒っているかといえば

彼を奪っていった神がいるなら神だろう・・・

神にまでたてつくのか・・・?

その後の同級会で先生にけんかを吹っかけた私を見ていたあなたが

そういっているような気がする

私は今君を守っている気がする

守られている気がするからだ

何より命が消えようとするときに

「おれおれ」のいたずら電話だと思った私の謝罪だ



頭のほんのわずかな片隅に君の名も浮かんだが

まさか・・・まさか・・・

人生にあるというまさかの坂がこれだったのか・・・

辛いことはないかといって聞き返してもやらない私の罪だ

聞いても彼は「しあわせだよ」といったろう


ゆうべナスの味噌炒めを作ったよ

食べてみましたか・・・?

うめえなといってくださいね