土肥の河内と何を得る!

歴史、古いものが好き、道路なんかが好き
土肥の河内と名に負える湯河原真鶴を紹介

岩の橋【真鶴】

2024-10-01 08:38:36 | 
県道小田原湯河原線を小田原方向へ進み、岩地区を流れる水無川を渡る橋が「岩の橋」です。
 Google マップ

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大きくカーブした橋です。小田原方向を見ています。全国Q地図によると長さ15m、幅12m、1989(平成元)年竣工の橋です。


まぁ普通の橋ですが、上流側の左の方、ここだけ左側に歩道があって、妙に広くなっています。



進んでみますと、防火水槽の標識のところで行き止まりです。


見えている擁壁は、川の対岸です。
ここは、旧橋が架かっていた跡、対岸の擁壁は、橋台があった場所です。


橋を渡って行きます。歩道のある下流側鬱蒼として、サイドは見えません。

下流側、湯河原側の欄干に川名が漢字で書かれています。


下流側、小田原側の欄干に橋名が漢字で書かれています。


渡り切って、小田原方向から湯河原方面を見て撮影。


上流側も見て行きましょう。
小田原方向から湯河原方面を見て撮影。右側には、旧橋の路面だったところが緑地になっています。


先程の旧橋の橋台のあたりから湯河原側の橋台
を見て撮影。


上流側のサイドを見たいですが、蔓草が激しくてよく見えません。
橋はカーブしていますが、橋桁は真っ直ぐのようです。


上流側、小田原側の欄干には河川名が平仮名で書いてあります。


川は、雑草がすごくて水が流れてるかどうかもわかりません。


上流側、湯河原側の欄干には、橋名が漢字で書かれています。

げわざの橋よりも、旧橋跡が紹介したくて記事にしました。











浅間大神社跡と本土決戦陣地跡【真鶴】

2024-09-30 22:28:32 | 戦争遺構
県道小田原湯河原線を小田原方向へ進むと、石名坂バス停のバス折り返し場所がありますが、その脇の農道を上っていくと右は真鶴町岩を、左は小田原方向の相模湾を、正面は真鶴半島を見下ろす尾根道になります。
南に進んで行くと、右の道路脇に石碑が見えて来ます。


 Google マップ

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あるのは3つの石碑です。
浅間山平安の碑となってまして、この地は浅間山と呼ばれ、明治頃に朝倉元吉という人物が浅間大神社を開いて、岩村が合併して真鶴町になる昭和31年頃まで山の講が行われていたそうです。「浅間神社」と「山の講」といえば、富士山信仰かなと思います。
また太平洋戦争末期になると、米軍が相模湾から上陸してくるとの公算から本土決戦を覚悟していた軍部は、真鶴町岩の沢尻海岸に砲台を建設するとともに、真鶴半島や相模灘を見下ろせるこの地に監視陣地を作ったというように記載されています。
建立は、平成3年です。


裏を見ますと、真鶴町郷土を知る会により建立され、協力者も記されています。
協力者には、真鶴特攻隊青空会の記載もありますね。


右後ろには、「浅間大神 癸明治十六年 未六月一日」と書いてあります。先程の浅間大神社の石碑です。


「教導師 朝倉元吉 明治三十六年」と、先程の碑にあった浅間大神社の創始者が、刻まれています。

満足して帰ろうと南に進みますと、右側にまた案内板を見つけました。
〒259-0202 神奈川県足柄下郡真鶴町岩873−35 · 真鶴町, 神奈川県足柄下郡

〒259-0202 神奈川県足柄下郡真鶴町岩873−35 · 真鶴町, 神奈川県足柄下郡

〒259-0202 神奈川県足柄下郡真鶴町岩873−35 · 真鶴町, 神奈川県足柄下郡


とても眺めのいい場所です。


同じく、監視陣地の記載です。
先程より詳しく、米軍に硫黄島や沖縄が占領され、本土決戦が現実味を帯びた時に伊豆網代港に人間魚雷基地、真鶴港に水上特攻兵器爆装艇基地が設けられ、この地には監視陣地地下壕が設置されて陸海軍の防備隊が駐留したと記載されています。地下壕だったんですね。真鶴が特攻の基地だったとは知りませんでした。
平成21年に先程の石碑を設置された方と同じ方か設置されたようです。

当時の特攻隊員の思いに触れ、今の平和に感謝
を強めました。

こんなところに戦争遺構があったとは、新たな発見をしました。


石原プロの消防車【真鶴】

2024-09-24 12:19:23 | その他
以前、テレビ朝日のナニコレ珍百景で、石原プロが西部警察に使った消防車を寄贈したいと募集をして、真鶴町が手を挙げました。番組に町長が出ていたのを覚えています。
寄贈の時は石原軍団が炊き出しをしたりしてました。

その消防車は、お林展望公園の入口に車庫が作られて保管されています。
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建物の一部がガラスになっていて

車両の左側面を見ることができます。


この消防車は、屈折防水車というタイプで、はしご車とは違って、はしごの先に人が乗って高所にいる人を助けたり、防水したりしないのですが、折りたたまれたノズルを遠隔操作で動かし、高所に防水ができます。


車体後部には石原プロモーション寄贈、真鶴町消防団の文字が。
真鶴町は、消防救急業務を湯河原町に委託しているので、消防署を持っていない(真鶴にある消防署は、湯河原消防署真鶴分署)ので、消防団の車両として、寄贈を受けました。

タウンニュースの記事で、修理に数千万円かかるとのことで、車検切れで動くことは無いと以前書いてありました。
まぁ大きさや操作方法からして消防団員が扱える車両ではないですけど、石原プロの車庫に眠っているより、こうして、みんなに見てもらえる環境にしてもらえて良かったと思います。


唐沢滝【湯河原】

2024-09-04 08:05:55 | 

県道75号線椿ラインを箱根方面に上ると、雨が降った時にしか現れない滝があります。
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高さは20mくらいかな?普段はコンクリート吹付けの壁なんですが、雨が降るとこのように、かなりの量の水がどこから来るのかわかりませんが流れ落ちます。


流れ落ちた水は、県道の下を通って流れて行きます。
この水を下に通すための県道の橋を唐沢滝橋※と言うようで、これが滝の名前かと思うので、表題としています。



大雨の後は、けっこうな迫力があります。車にくれぐれも気をつけてください

※全国Q地図

フレッシュゆがわら【湯河原】

2024-05-24 18:49:38 | その他
湯河原町内の公共施設や史跡の案内板に「フレッシュ湯河原」とマークとともに記載されたものがあります。
古い看板によく残っているものですが、数を減らして来ています。


例えば、湯河原町立図書館の県道沿いに建っている看板ですが、


だいぶ色褪せているものの、フレッシュゆがわらが残っています。

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〒259-0303 神奈川県足柄下郡湯河原町土肥1丁目4−14

R6.9.3追記
県道75号線椿ラインをひたすら箱根方面に上った土肥大杉跡の入口にある看板にも残っていました、

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史跡の案内板には比較的残っています。

こちらは、「五段の滝」の案内板。
色もきれいに残っています。
フレッシュの字体がいいですね~。昔の食器用洗剤みたい。
マークは何をイメージしているんでしょうか。


看板を見かけたら増やしていこうと思います。