R6.2.22 追記
湯河原海浜公園横の地下道は、道路の橋梁として名称が付いていますので題名を変更しました。
国道135号線の海側、埋立て地にあるのが湯河原海浜公園です。
国道をくぐって海浜公園と北側の門川八幡神社を繋ぐのが今回の橋、というか地下道です。写真は海浜公園側の熱海寄りから。
左側は国道、右側に海浜公園があります。
地下道への道は、東西からスロープ状に掘り下げられています。
歩行者専用です。
高さは2mくらい。幅は2.5mくらいかな。
長さは30mくらいですかね。
壁にはタイルの装飾があります。
ボックスカルバートのようですが、半分くらいのところから断面が変わります。左右から壁が張り出してきて、歩行者がぶつからないようにラバーポールが設置されています。
反対側に出て振り返りました。
こちら側は道路が橋になってますね。
もう少し下がります。地下道の直後、小さな橋で歩道が上を渡ります。
歩道の橋から見るとこんな感じ。
手前の両角にある石、縦に溝が掘られています。そこに板を差し込めば防潮扉になります。
しかし、この先は埋め立て地ですから、ここに防潮扉は不要。この石の上に石垣が乗せられてますから、石垣よりも先にあったはずです。昔はすぐ先に海があったのでしょう。
脇には道祖神がいらっしゃいます。
左後ろには門川八幡神社、さらに50m程で人車鉄道、軽便鉄道の湯河原停車場があり、明治の頃は賑わっていたのでしょう。
R6.2.22追記
宮前橋
全国Q地図のデータによりますと、
路線 国道135号
竣工 1976(S51)年
延長 4m
幅員 19m
となっています。
地下道は、30mくらいはあると思われ、幅員19mというのは小さいと思われます。断面が異なる山側部分だけが橋梁として、名前が付いているのではないかと思われます。