国道135号線沿いの小道地蔵の脇の道を100m弱進むとあります。
江戸時代、関東から西へのルートは箱根の関所を通る東海道が有名ですが、根府川裏関所、湯河原を通り三島へ抜けるルートもありました。これを根府川往還といいます。
根府川往還の道標のひとつです。
道標の後ろの急坂が柏坂です。
地元の古老は茶屋道と言います。
江戸時代、天保の頃には、柏屋、江戸屋、吉野屋という3つの茶屋があり、後に吉野屋が移転して柏坂と言うようになったそうです※。R2.9.2更新
右の石には「小田原みち」と書いてあります。左側面には「南無阿弥陀佛」と書いてあります。
左の石は「やま◯」?
江戸時代からあり、湯河原町指定文化財です。
※湯河原農協三十年史 昭和54年 湯河原農業協同組合