門川八幡神社の斜向かい、国道135号線沿いに道祖神がいらっしゃいます。
門川八幡神社の斜向かい、国道135号線沿いに道祖神がいらっしゃいます。
国道135号線沿いの湯河原町ヘルシープラザを山の方へ上っていくと、この暗きょがあります。
名前が書いてないので仮称です。
上を東海道本線が走っています。
幅は1.5mくらいしかありません。高さも2mくらい。4輪車は通行不可能。
山に向かって片勾配で上ります。長さは20m程
振り返って撮影。
山側から。
山側は繋がる道路も良くないので注意が必要です。
国道135号線沿いの小道地蔵の脇の道を100m弱進むとあります。
江戸時代、関東から西へのルートは箱根の関所を通る東海道が有名ですが、根府川裏関所、湯河原を通り三島へ抜けるルートもありました。これを根府川往還といいます。
根府川往還の道標のひとつです。
道標の後ろの急坂が柏坂です。
地元の古老は茶屋道と言います。
江戸時代、天保の頃には、柏屋、江戸屋、吉野屋という3つの茶屋があり、後に吉野屋が移転して柏坂と言うようになったそうです※。R2.9.2更新
右の石には「小田原みち」と書いてあります。左側面には「南無阿弥陀佛」と書いてあります。
左の石は「やま◯」?
江戸時代からあり、湯河原町指定文化財です。
※湯河原農協三十年史 昭和54年 湯河原農業協同組合
R6.2.22 追記
湯河原海浜公園横の地下道は、道路の橋梁として名称が付いていますので題名を変更しました。
国道135号線の海側、埋立て地にあるのが湯河原海浜公園です。
国道をくぐって海浜公園と北側の門川八幡神社を繋ぐのが今回の橋、というか地下道です。写真は海浜公園側の熱海寄りから。
左側は国道、右側に海浜公園があります。
地下道への道は、東西からスロープ状に掘り下げられています。
歩行者専用です。
高さは2mくらい。幅は2.5mくらいかな。
長さは30mくらいですかね。
壁にはタイルの装飾があります。
ボックスカルバートのようですが、半分くらいのところから断面が変わります。左右から壁が張り出してきて、歩行者がぶつからないようにラバーポールが設置されています。
反対側に出て振り返りました。
こちら側は道路が橋になってますね。
もう少し下がります。地下道の直後、小さな橋で歩道が上を渡ります。
歩道の橋から見るとこんな感じ。
手前の両角にある石、縦に溝が掘られています。そこに板を差し込めば防潮扉になります。
しかし、この先は埋め立て地ですから、ここに防潮扉は不要。この石の上に石垣が乗せられてますから、石垣よりも先にあったはずです。昔はすぐ先に海があったのでしょう。
脇には道祖神がいらっしゃいます。
左後ろには門川八幡神社、さらに50m程で人車鉄道、軽便鉄道の湯河原停車場があり、明治の頃は賑わっていたのでしょう。