聖書と共に

終戦記念の月

8月も月末になりました。
8月の終戦記念日のマスコミ報道を見ますと
ほとんどが、米軍による爆撃の被害、それに
立ち向かう特攻機など、被害者の姿が、ほと
んどです。

しかし、アメリカとの戦争が、戦争の全部では
ありません。
それに先立つ、朝鮮半島の併合、台湾の併合、
中国への進出の、加害者としての戦争は、
マスコミでは、ほとんど、放映されません。
むしろ、ご法度になっているのでは。

そこでは多くの民間人への虐殺が行われて来た
事は、隠されています。しかし、被害を受けた
国々では、日本軍の残虐行為を教科書で教えて
います。
昔、シンガポールに仕事で行った時に、セント
サ島には行かない方がよい、と言われました。
仕事ですから、観光はしませんが、そのセント
サ島には、日本軍の虐殺行為が展示されている
記念館があるとの事でした。

八紘一宇の美名の元に、進められた日本国の
政策でした。
この事を、明治期から日本に宣教として来て
いたパジェット・ウィルクスはその著書
「救霊の動力」に書いていますので紹介します

世界平和実現の為の提案

世界平和を維持し、人類の繁栄を促進する事は
日本の天皇家の使命である。天皇は、この使命
果たすために、必要な、あらゆる資格を天皇
に賜っている。

この使命を果たす事が出来るのは、人類の賛美
と崇敬の対象となられ、永遠に、この特権を
保持なさるお方である。日本の天皇は、神と
同じ様に敬服に値し、慈愛と正義の化身であら
れる。天皇家の大原則は、公益の最大化である

日本の天皇家は、わが同胞6千万人だけではなく
、地上の全人類の父である。日本の天皇家は
全ての人種が全く一つであると、みなしており
、あらゆる人種的な問題を超越している。それ
故、全ての争いは誤りなき正義に基づいて、
解決される。

国際連盟は、戦争の恐怖から人類を救う為に
提案された組織だが、その真の目的は、日本の
天皇家を頭に戴く事によってのみ達成する事が
できる。その目的達成の為に、国際連盟は、
国家かつ、超人種的な性格を持つ強力な懲戒
的、勢力を持たねばならない。
この力は日本の天皇家にだけ、見いだされるの
である。

これは、幼稚な考えの様におもわれるが、この
国の人々にとっては、決してそうではない。
恐怖感を抱かせる感情と、権力への畏敬を伴っ
た高慢、人間の神格化という、ひどい行為は、
神に対する罪である。

放蕩息子の数が、日本より多い国は世界中探し
ても、どこにもない。

先日、靖国神社の境内に落書きされた、犯人は
中国人の若い男性である、と報道された。
それは、日本の軍国主義の復活の原点が、神社
であると思っていることである。

日本の国会議員には、この昔の体制に戻そうと
する者が多くいる事を危惧している。

日本は文明国で自殺者が一番多い国である。
ある大学の研究結果では
「日本人は礼儀正しいが、世界で一番、意地悪
である」と判定された。







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