聖書と共に

異邦人 久保田早紀

♪子供達が 空らを見上げ

歌手の久保田早紀は、東京国立市生まれ。
4才でピアノを習う
13才の時、八王子へ引っ越し。
八王子中学校では、男子3人組がバンドを始めて
、キーボード担当として文化祭などで演奏。
シンガーソングライターの荒井由実(松任谷由実)に憧れて、詩や曲をつくる。

父親はイラン出張が多く、現地の歌のテープを買ってきて、良く聞いていた。
共立短大(ミッション・スク-ル)に入り、中央線の電車内で曲や詩を作る。1978年、コンテストの時にテープをCBSソニーへ送る。翌年、短大卒業にあわせて、
デビュー曲の「白い朝」が「異邦人」と改題されて、デビュー。

デビューし、人気が出てくると、雑誌や新聞記者からの質問攻めに会う。
「あなたのルーツは何?」
「あなたの信条は?」
などの質問にも答えられず、戸惑うばかり。
苦節して歌手に成った訳ではなく、自分の原点は何だろうと振り返る。

小学生の頃、日曜学校へ行った事。
讃美歌、聖書も持っている。
久しぶりに教会へ行って見ようか。でも、どこの教会へ行けば良いのやらと迷う。
ある夜、教会に明かりがついて、中からゴスペルが聞こえて来たので教会へ。
そのゴスペルはアメリカから来たゴスペルシンガー達で3年に一度、来ていた日だった。

1981年 めじろ台のキリスト教会で受洗。
1984年 作曲家の久米大作氏と結婚をきっかけに
芸能界を引退。
各地の教会で、讃美歌を歌う活動をしていたが、
あるミッション・スク-ルでの学生の様々な質問に答えられず、神学校へ入学し神学や賛美の基礎を学ぶ。

現在は、クリスチャン・ミュージック・ミッショナリー(音楽宣教師)として、各地のキリスト教会でコンサートや講演会を行う。

   *******

幼い頃の日曜学校が人生の基礎を築いた様ですね。



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