コリント教会の人々の中に、
「死人の復活はない」と言う人々がいました。
パウロは、これに対して答えているのが、15章
で「復活の章」とも言われます。
あなた方の中のある者が、死人の復活などない
と言っているのは、どうした事か。
もし、死人の復活がないならば、キリストも又、
甦(よみ)がえられなかったであろう。
もし、キリストが甦がえられなかったとしたら、
私達の宣教はむなしく、あなた方の信仰も
むなしい。かつ私達は神の偽証人と認められる。
我らは、神はキリストを甦らせたと、証しした
からである。
もし、キリストが甦られなかったならば、
あなた方の信仰も空虚なものとなり、
あなた方は、今なお、罪の中にいる事になる。
私達が、この世にあって、キリストに頼って、
空しき望みを懐いているに、過ぎないのなら
私達は、全ての人の中で最も憐れむべき者で
ある。
しかし、事実、キリストは眠っている者の初穂
として、死人の中から、甦ったのである。
私が最も大事な事として、あなた方に伝えたの
はキリストが聖書に書いてあるとおり、
私達の罪のために死んだ事、
そして葬られた事、
聖書に書いてあるとおりに三日目に甦られた事
ペテロに現れ、次に12人弟子に現れた事である。
次に500人以上の兄弟に、同時に現れられた。
その中には、すでに眠った者もいるが。多くは
今なお、生存している。
最後にいわば、月足らずで生まれた様な私にも
現れたのである。
実際、私は神の教会を迫害したのであるから、
使途達の中で、一番小さい者であって、使途と
呼ばれる値打ちもない者である。
しかし、神の恵みによって、私は今日あるを得
ているのである。
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ある人が、初めて教会に行って、
「死人のよみがえりなど無い。あるなら見せて
くれ」と言ったそうです。
若い牧師は、聖書を開いて、この15章を開いて、
その人を導きました。初めて来た、その人は
今は牧師をしています。