震災後、なぜか急増した自転車事故…(読売新聞) - goo ニュース
手っ取り早く自転車を使い始めたはいいのだが,依然として間違いだらけの乗り方をしている人々が驚くほど多い.少しややこしい理屈理論は一切抜きで,雨傘かサンダルの感覚であくまでもお手軽に乗りたいという人が大半なのであろう.
ところで最近一部で流行している,ベロドローム(自転車競技場)から出て来たそのままの姿のピストに,ブレーキさえも「見栄えが悪い」と外して,それでも「オレだけは(いわゆる“バックを踏んで”)絶対大丈夫」のつもりになっている,妙な自信を持った恐るべき手合いが少なくないそうな.「ファッショナブル」を「安全」に優先させるとは,到底まともな意識ではない.あれで事故が絶えなければ,自転車スポーツの普及と底辺の拡大を目指す多くのサイクリストの努力が全て水泡に帰してしまう.何が起こるか分からないのが一般の路上である.
昔からドロップハンドル仕様のサイクリング自転車はあのピストバイクと区別がつかず,これまた間違いだらけの思い込みを持った人が多かった.不確かな根拠で禁止した学校も多かった.その「禁止」に真に科学的な説明がつくとしたら,体格に合わない(適正身長に満たない)子どもが無理に乗って怪我をした,或いは事故に遭ったということ位であろう.それでも自転車業界が発想を変えて,主にヨーロッパの自転車強豪国に見られる小学生向けのドロップハンドル仕様のスポーツ系自転車を設計開発すれば良かったのではないかとも思うのである.
而してドロップハンドルのサイクリング車はもとより,MTBタイプの自転車さえ,中学・高校生の通学用としてはまるで異端車となってしまった.しかしそれで生徒たちがきちんと交通ルールを遵守して規律正しく乗っているかといえば,決してそうはなってはいない.極論すれば,キャッチボールなんぞできなくてもそれで人命にかかわることはないが,自転車の間違いは自分の命,他人の命までも危うくしてしまう.
従って,「安全」と「楽しさ・奥深さ」を両立させる自転車教育の早期の改革を強く望むものである.
手っ取り早く自転車を使い始めたはいいのだが,依然として間違いだらけの乗り方をしている人々が驚くほど多い.少しややこしい理屈理論は一切抜きで,雨傘かサンダルの感覚であくまでもお手軽に乗りたいという人が大半なのであろう.
ところで最近一部で流行している,ベロドローム(自転車競技場)から出て来たそのままの姿のピストに,ブレーキさえも「見栄えが悪い」と外して,それでも「オレだけは(いわゆる“バックを踏んで”)絶対大丈夫」のつもりになっている,妙な自信を持った恐るべき手合いが少なくないそうな.「ファッショナブル」を「安全」に優先させるとは,到底まともな意識ではない.あれで事故が絶えなければ,自転車スポーツの普及と底辺の拡大を目指す多くのサイクリストの努力が全て水泡に帰してしまう.何が起こるか分からないのが一般の路上である.
昔からドロップハンドル仕様のサイクリング自転車はあのピストバイクと区別がつかず,これまた間違いだらけの思い込みを持った人が多かった.不確かな根拠で禁止した学校も多かった.その「禁止」に真に科学的な説明がつくとしたら,体格に合わない(適正身長に満たない)子どもが無理に乗って怪我をした,或いは事故に遭ったということ位であろう.それでも自転車業界が発想を変えて,主にヨーロッパの自転車強豪国に見られる小学生向けのドロップハンドル仕様のスポーツ系自転車を設計開発すれば良かったのではないかとも思うのである.
而してドロップハンドルのサイクリング車はもとより,MTBタイプの自転車さえ,中学・高校生の通学用としてはまるで異端車となってしまった.しかしそれで生徒たちがきちんと交通ルールを遵守して規律正しく乗っているかといえば,決してそうはなってはいない.極論すれば,キャッチボールなんぞできなくてもそれで人命にかかわることはないが,自転車の間違いは自分の命,他人の命までも危うくしてしまう.
従って,「安全」と「楽しさ・奥深さ」を両立させる自転車教育の早期の改革を強く望むものである.
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