さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

神様からひと言

2006-04-27 00:04:47 | 読書
面白かったです(^0^)/

主人公は
27歳会社員、佐倉氏。
一流広告代理店を辞め、
食品会社に再就職したばかりなのに、
早々とトラブルを起こして
リストラ要員が送り込まれる
お客様相談室の配属となり
悪戦苦闘する日々が描かれています。
プライベートでも
4年付き合った歌手の卵に出ていかれて
公私両方散々な状態、
佐倉くん、
途中、両方諦めかけちゃいますが、
様々な要因&周りからの刺激で、
簡単に諦められなくなっちゃいます。

登場人物が個性的で、
何をしでかすかわからないので
読んでいて気が抜けません。
「わかるわ~」という場面も登場しますし、
クレームへの対処方法も学べます(^^)

本日の私めの予定(=新作DVDを見ること)も
この本のあまりの面白さに変更させ(?)られちゃいました(^^)


特に心に残った場面は二つ
一、
佐倉くん”(前略)たぶん、いまの気分なんです。
チャンスが欲しいって。もう一度だけ”
”目の前にあったはずなのに、
逃がしてしまったんじゃないか、そんな気がするんです
……もしまだチャンスが残っているのなら、
なんとかその尻尾をつかみたいって……そんな気持ちなんです”
”でも、もしチャンスの尻尾を見つけたとしても、
それをどうしたらいいのかわからない。混乱してるんです”
そんな佐倉くんへのアドバイスが
”見つけたものは、拾うべきだね”
”拾ったものは、離さないこと”


二、
佐倉くんの同僚の一言
”本当に馬鹿だよ。みんなそう思ってる。
だけど変えられない。みんな、怖いんだよ。
いままで手に入れたものが消えちまうのがさ”
”手の中に握ってるものが、たいしたもんじゃないことを知ってるのに、
手のひらが開くのが怖いんだ。
全部こぼれ出ちまうのが。
本当にたいしたもんじゃなかったってことを知っちゃうのをさ”


近々、荻原浩さんの別の作品を買いに行くとしよう…!
本との出会いも
一期一会。
”これだっ”という本に出会ったときは
絶叫したくなるほど嬉しいものです(^O^)