さくらんのDias de Pasion

いつもテーマはmake me & my loved ones happy!素敵なマダム&ママンを目指し精進します

がんばらなくても大丈夫

2007-06-23 22:58:57 | 読書
有吉玉青さんのエッセイです。

私よりも私の気持ちを表わしてくれている?!と思ってしまうところや
そうよねー、そうよねーと共感してしまうところに
大いに心慰められました。
それから、
あーそこまで思い至らなかった!と思うところもあります!

ずっと気になっていた作家の方でしたけれど、
一気に大好きな作家の方になりました。
次回作や、他の作品も・・・チェックしなければ!!!

それではお気に入りの箇所をいくつかご紹介。

本に書いてある人生訓や人のアドバイスが、いつも役に立つとは限らない。
どんなにいいことでも、たぶんそれは、頭で理解することだからだろう。
何も受け付けなかった心を開かせるのは、案外と、
何かのはずみのようにして入ってきた言葉、音楽、ささいな出来事・・・・・・。
ほんとうにちょっとしたことだったりする。
ただし、それがどこに転がっているかがわからないから、
面倒くさくても自分から、少しは動かなくてはならないのだろう。
(中略)
心の動きが鈍くなって、何をしてもつまらない日々というのは
しばしば訪れる。
それでまた、ぼやきたくなる、毎日おんなじだよオ。
けれど、何かしていれば、何かがきっかけになって
世界が開けるということを知っている身は強い。
それに、心が動いている状態のときに気づいたことには、
「毎日が同じことの繰り返し」、という決まり文句は、
実は間違っている。
物理的に、そんなことがあるわけがないではないか。
花が咲いた、風が変わった、緑が香る。
世界は毎日少しずつ変わっている。
そんな小さな変化を感じて、そうして楽しめるようでいたい。
人がやさしい言葉をかけてくれた、クーポンがたまった、
ばったりと友人に出会った、終電に間に合った・・・・・・。
世界は”事件”に満ちている。
そんな小さな事件を楽しんで、毎日を心豊かに過ごしていけたらいいと思う。

人というのは、こちらが心を開けば、心を開いてくれるのではないか。
こちらが思っていることを話せば、
自分の思っていることも話してくれるのではないか。
そしてそこから話が広がってゆく。
もっと聞きたい、話したい。
自分とは違うものへの興味が高まり、
お互い相手の奥へ奥へと入ってゆける。
すると、その中には、なんとたくさんの人が住んでいることだろう。
(中略)
たくさんの人とつきあいたい、仲良くしたいと思っていたけれど、
少ない人とじっくりつきあうのは、
多くの人とつきあう以上の意味があるのではないか、
そんなことを思った。
(中略)
いろいろな人と仲良くしようとしてきたのだ。
きらわれたくない、好かれたい。
でも、もういいでしょう。
好かれようとする時期は、あっていい。
なければいけない。
でも、そろそろ本音で深くつきあえる友達を持ちたいのである。

張りあったって仕方がない。
張りあえることではない。
なぜならば、人と自分は違うのだから。
少し、あきらめは入っている。
でも、人は人で、自分は自分でしかないという発想自体は、
ひとつの自信なのではないか。
そして、そんな自信を持てたとき、
自分と比べるでも、嫉妬するでもなく、人を認めてゆけるだろう。
また、みんなと同じようになれる気がする。
同じ、というより対等、だろうか。
ほんとうは違うのに、無理やり同じになろうとしていた昔よりも、
もっと深いところで結びあえる友情が、
嫉妬の先には生まれないだろうか。


引用が多くなってしまって、すみません。
今、ちょっと迷い子になっています。
本音を言えば、ちょっと休息がほしい感じです。
贅沢かもしれないですが、
1年に2回くらいはリセットというか、気分転換をする時間がほしい。
それが8月までないのはキツイ・・・。
1つの習い事も更新の時期になっているのですが、
今のメンバーで習い続ける気分がどうも湧かない・・・。
こう考えると、
日常のスケジュールって、早いですよね。
いや、よく考えれば、
以前は週休1日で、今は週休2日だったのだから、
休みは増えているのですけれどね。
でも、いっぱいいっぱいですよ~。
そんなときに出会ったこの本、
何度も読んで、元気をもらうことになりそうです。
こんな出会いに、感謝!

Aura

2007-06-23 22:21:52 | 音楽&コンサート
金曜日から、通勤の友になっている
CDです。

美しい歌ばかり。
心が洗われるようです。

20曲入っているのですが、
ユー・レイズ・ミー・アップ
タイム・トゥ・セイ・グッバイ
アメイジング・グレイス
ジュピターなどの馴染みの曲に加え、
『砂の器』劇中(TBS系)で主人公が演奏していた『宿命』が
羽田健太郎さんのピアノ・ソロバージョンで入っているのです。
リベルタンゴでは、ノリノリになっちゃいます。

音楽を聴いているときには
もうすっかり音楽の世界で、
職場の人に
「見かけたけれど、声、かけられなかったよ~」
と言われましたかな。

1.ケルティック・ウーマン/ユー・レイズ・ミー・アップ
2.サラ・ブライトマン/タイム・トゥ・セイ・グッバイ
3.アディエマス/涙の歌
4.リベラ/彼方の光
5.ヴァネッサ・メイ/誰も寝てはならぬ
6.エンニオ・モリコーネ/ニュー・シネマ・パラダイス
7.サーシャ&ショウナ/タイム~バッハ:G線上のマリア
8.葉加瀬太郎meetsフォーエバー・タンゴ/リベルタンゴ
9.シークレット・ガーデン/ソング・フロム・ア・シークレット・ガーデン
10.フィリッパ・ジョルダーノ/ハバネラ
11.アミーチ・フォーエバー/ジュピター~ホルスト:惑星
12.坂本龍一/戦場のメリークリスマス
13.ジョルジア・フマンティ/アリア(風)~サン=サーンス:白鳥
14.千住明/ピアノ協奏曲『宿命』
15.ナターシャ・マーシュ/ジムノペディ第1番
16.クロエfromケルティック・ウーマン/家路~ドヴォルザーク:新世界より
17.マキシム/デボラのテーマ
18.鈴木慶江/千の風になって
19.グレゴリアン/メイド・オブ・オリンズ
20.ヌーノ/アメイジング・グレイス