ababa ...ひびのおたけび

CRPS・脊髄損傷…
病は体の自由を奪い痛みで蝕む
それでも私の心は自由で在り続ける
大空を羽撃く鳥の様に...

初鳴き

2004-07-06 20:00:00 | 日記

今日、朝今年初めて蝉の鳴き声を聞きました。
夕方のニュースでは、西日本地域の梅雨明けは
今週末以降とも言っていました。
蝉に梅雨明け、夏本番ですね。
2年ぶりに九州で過ごす夏、怖いです。
夏バテしそうなイキオイです。
仙台で過ごす夏の快適さは、言葉にできない位でした。
九州生まれの九州育ちの私"あばばあんなに涼しく、
イヤ肌寒い程の夏、九州の秋や春のような感じでもありました。
こんなに過ごし易い生活をしてしまっては、
九州の茹ってしまうほどの夏を迎えるのが恐怖です。
夏の事だけ考えたら仙台に永住しても良かったと思うほどです。
でも、言葉や食生活などなど全般で考えると九州以外で生活をする。
なんて考える事出来ません。
本当に自分が就きたく、合っている仕事が出来る環境があるのならば、
考えなくもないですけれど。
それに障害者の中には、自分たちの住む市町村は
福祉のサービスや地形・公共の乗り物など総合して決めるべきだと言う人も
いますし、実際に福祉サービスで選んで居住している人も
少なくはないようです。
そう考えると長崎は、全てにおいて×かもしれません。
この坂・階段だらけの地形では車椅子で生活出来る場所は限定されるし、
車椅子で公共の乗り物全てが利用出来るわけでもなく、
福祉サービスはお世辞にも良いとは言えません。
総合的に考えるまでもなく、長崎は障害者・高齢者に厳しすぎるほど
厳しい処です。
今のアパートでは、車がないと生活出来ません。
アパートから介助者なしでは、出掛けることは出来ません。
アパートの駐車場を出るともうそこは、急な坂しかないのです。
その為、仙台に居るとき、長期の休暇で実家に帰っても
家から一歩も出る事が出来ませんでした。
病院・買い物、何処へ行くにもタクシーを使うしかないのです。
しかし、タクシー運賃もバカになりません、
せっかく帰っても家にじっと居るしかなかったのです。
日本の何処に住もうとも、同じ福祉サービスが受けれる時代が
早く来て欲しいものです。