ababa ...ひびのおたけび

CRPS・脊髄損傷…
病は体の自由を奪い痛みで蝕む
それでも私の心は自由で在り続ける
大空を羽撃く鳥の様に...

独学・・・

2005-01-24 20:00:00 | 日記

私の身体というか障害というか・・・うーん、とにかく複雑です。
CRPSⅠ型 [にしても大学の主治医は初診の時には、
RSD(反射性交感神経性萎縮症)と言っていたのに、それから一ヶ月半後に
入院したらCRPSⅠ型(複雑性局所疼痛症候群 複合性局所疼痛症候群。ですが
私の主治医は当時、複雑性と言っていました)] に 椎間板ヘルニア,脊髄損傷
キアリ奇形...色んな病気が同居しています。
でも、医師から詳しく、自分の病態の説明を受けた事はありません。
勿論、これからどういう病歴を辿って行くのか等、序言された事もないですし、
今...現在、置かれている状況を説明された事もありません。
麻酔科の主治医が、院内紹介状などに書かれている病名には、
CRPSⅠ型,FBSS,腰部・頸部椎間板障害,両下肢麻痺,神経因性膀胱
泌尿器・直腸障害,肝機能障害...ナド」です。
ですから、病名的には脊髄損傷とは出ていません。
これは、身障者手帳にも言える事です。
11級:痙性麻痺(腰椎椎間板ヘルニア)による両下肢機能障害」
でも、この病名・・・学術的に言うと...ありえないんです…腰部に、脊髄神経は
通っておらず、馬尾神経支配域なので痙性麻痺には、ならず...
弛緩性麻痺になるのです。だから...私の手帳の障害名は、
とても矛盾しているのです。
でも、何故このサイトの扉にも…メニューにも…[脊髄損傷]があるのか・・・それは・・・症状は[脊髄損傷]と全く同じなのです。

それに、もう一昨年になりましたが・・・東北労災病院の整形外科で
脊椎・脊髄疾患の第一人者である医師に診て貰った際、脊椎全景のMRI
撮り、それにより、C5/6の椎間板ヘルニアとL3/4の椎間板ヘルニア・・・
これで...今の障害がでている事は、整形外科的に解明出来ない・・・
さじを投げられ「神経内科」に紹介されました...
同じ...仙台市内にある国立療養所西多賀病院の神経内科を受診。
MS(多発性硬化症)若しくはHAM(ウイルス性の脊髄疾患)
若しくは、舌の萎縮があった為、頭蓋内病変が疑われ、頭部・頸部・胸部の

MRI
を撮影後に神経内科へ検査及び治療・リハビリ目的の入院・・・
検査は髄液採取・筋電図など
キアリ奇形が見つかり、脊髄空洞症の検査の為、胸部ミエロCTを行う為、
CT撮影前日に胸腰椎移行部から造影剤を注入し、CT撮影を行ったのですが、
脊柱管の著しい癒着の為に、注入した造影剤が全く胸椎・頚椎まで
上がって行かずに検査出来ませんでした。
そのうちに病歴から考えて、硬膜外膿瘍の後遺症により脊髄梗塞が起こり
その部分の脊髄が損傷されたのではないか。という可能性が一番高いという
結論に達しました。
脊髄梗塞の場合、梗塞が起こった直後でないとMRI検査などしても病変が
確認されない事が多々あるとの事...
神経内科に入院して解った事は「硬膜外膿瘍による脊髄梗塞が起こり、
脊髄を損傷した」・・・
その可能性が高く、今までの病歴は「硬膜外膿瘍」の罹患を抜きに
考えられないとの結論に達しました。

徐々に、麻痺レベルが上がってきているのは、キアリ奇形によるものや
脊柱管の癒着などいろいろな要因が、融合され起こった結果のようです。
なので、脊髄損傷に伴うリハビリテーションや知識など
入院中に教えてもらっておらず、医学書等で素人でも解り易く解説してあるもの
脊髄損傷患者に対して書かれている、著書を手に入れ、
自分なりに理解しているのです。
直腸機能障害についての処理や自己導尿、トランスファー、寝返り、着替え...
生活していく為のテクニックを身に付けました。自己流の事も多々あるので、
前にも書きましたが、1ヶ月くらいの短期入院でも良いので
これからの人生、正しい生活を送る為に、リハビリテーション入院を
脊損専門病院のような所でやりたいです。リハ施設入所でも良いので...
やはり、自己流はどこかにボロが絶対にある筈でしょうから・・・
それが・・・重大な感染症や褥瘡に繋がらないとも言えませんから・・・
特に、これから社会生活を送って行く上で大切な事になる。と思うのですが...