まずは、こちらからデス。エリザベス二世がお亡くなりになられて、半年も経たないのに、ウクライナとロシアが戦争しても、コロナが収まらなくても何のその。
イギリス王室では南アフリカ大統領を迎えての、華やかな晩餐会が開かれました。
どっかの国みたいに、ティアラ無しでの『新年祝賀の儀』なんて行いません。
エリザベス女王愛用のサファイアのティアラを身に付けたカミラ王妃。とうとうここまで登りつめました。
人は諦めずに努力と才覚、執念があれば行き着く所まで行くことが出来るのです。頑張りましょう。
みんな💓♥️❤️大好き🍀😌🍀キャサリン王太子妃殿下
身に付けているのはダイアナ元妃が愛用していた真珠のティアラです。
頭にピッタリと合っております。
・・・・やはりティアラは頭にピッタリ合うようにしなければ。
国王陛下の末の弟、ウェセックス伯爵夫人ソヒー妃殿下。濃いグリーンのドレスにアクアマリンのティアラにエリザベス女王が身に付けていたダイアのネックレス姿です。
威厳と品格
さて本題に入ります。何かと費用が話題になっていた、秋篠宮皇嗣邸の改修工事が終わりまして、報道陣に公開されました。
何やら、皇嗣妃殿下が黄金の間を作ったとか、イタリア産の大理石を注文したとか“ベルサイユ宮殿”みたいになるとか・・・・。シロガネも期待していたのですが、蓋を開ければ、数寄屋風の邸宅でした。
でも金箔を貼ったお部屋もあるかもしれません。
こんな感じ?
京都の長楽館『貴賓の間』
素晴らしいではないですか!!シロガネはこういったのは大好きです。でも現代では再現出来るでしょうか。このお部屋だけで、建築費用の半分がなくなりそうです。宮大工も大勢集めなければ、作れないでしょう。
そもそも、こちらのかつての秩父宮邸を設計したのは誰かとご存知でしょうか?Twitterではもう名前をあげましたが、近代数寄屋建築の巨匠(創立者)の吉田五十八氏であります。
太田胃散の創業者のご子息で父親が58歳の時に誕生したので、五十八と名付けられたそうです。早くに両親を亡くして、母方の養子となり、吉田の姓を名乗ったのです。
週刊紙にもテレビでも費用面や下らない事を、伝えていても、その設計者の吉田五十八氏の名を出した事はありませんでした。
無駄なものを排除し、モダニズムと近代の和風建築融合させたのが、五十八氏の設計した邸宅の特徴なのです。
中宮寺本堂
『改修工事を終えた皇嗣邸』
~在りし日の秩父宮邸~
『秩父宮邸新築祝いの晩餐会』
『秩父宮邸新築祝いの晩餐会』
『天皇陛下御成年のお祝い』
ところで、勢津子妃殿下は絵も嗜んでおられました。
《石榴》
《蜻蛉透かし百合》
《紫陽花》
《秋草》
《秋草》
吉田五十八氏が晩年に設計した岸信介氏の別宅は秩父宮邸とほぼ同時期に造られましたので、共通点が幾つかあります。
『百年名家』より
『猪俣邸の玄関』
『猪俣邸の寝室』
皇嗣邸のお茶室
布地に漆を塗った床開
最上級の和紙、鳥の子紙を張った襖
こちらは画家の小林古径の自宅です。現在は新潟県上越市に改築されました。
小林古径 《菖蒲》
茶室です
皇嗣邸のお茶室
家とは別棟に建てられた古径氏の画室です。
小林古径 《猫》
小林古径 《スイートピー》
『吉屋信子邸』
須藤しげる 《あの道この道》