ロシア皇族、タチアナ・アレクサンドロヴナ・ユスポス
１９世紀の肖像画家なかで、良く知られている、フランツ・ウィンター・ハルター、彼の描く肖像画は実物（もうこの当時には、写真がありました）よりも（かなり）理想化して描かれた事で、当時の王侯貴族から熱烈に支持されました。特にイギリスのヴィクトリア女王や、フランスのウジェニー皇后などから。
しかし実物よりも（かなり）理想化して描かれた彼自身の絵画は、当時の美術評論家からは、相手にされず、描いた肖像画は（その人物）有名でも、ウィンター・ハルター自身の絵の評価は今まで低かったとの事ですが、近年では、見直しをされているという事です。日本でもウィンター・ハルターの絵画だけの展覧会が、開催されれば、嬉しいのですが🎵
シロガネはウィンター・ハルターの絵が大好きです。明るい色彩や、生地の透ける感じ、ドレスの生地の質感等が実に美しいくて、すばらしいです。もちろん、美しい肖像画もです。実物の写真と比べると、正直、えーーーーとなるご婦人もいらっしゃいますが、宮廷画家とはこういうものか・・・・と思います。でも描かれた御本人方は、こんなに美しく描いてもらい、こうして百年以上もの後も自分の美しい姿が残されてるのですから、きっと満足でしょう。
「我が身をたどる姫宮」を記事にしまして、かなり嫌な思いをされた方々もいらっしゃいるとの事でそれは、最もですが、また一方で、この記事を見て下さる方々もいらしゃり、本当にありがとうございます。
お詫びと、感謝を込めまして、フランツ・ウィンター・ハルターの肖像画を集めるだけ画像を貼りましたので、気晴らしにご覧下さい。
特に今は、毎日気の滅入るニュースばかりですので。「我が身をたどる姫宮」その５は、ただいま書いておりますので、もうすこしお待ちください。
肖像画の御本人の名前は、分かった人達だけ書きましたが、分かりしだい追加いたします。
ロシア皇帝、ニコライ一世の皇后、アレキサンドラ・フョードロヴナ
ロイヒテンベルク公妃、マリア・ニコラエヴナ大公女
皇帝ニコライ一世と皇后アレクサンドラ・フョードロヴナの長女です。
オリガ・ニコラエヴナ大公女（1856）
皇帝ニコライ一世と皇后アレクサンドラ・フョードロヴナの次女です。
ヴュルテンベルク王妃となった、オリガ・ニコラエヴナ大公女（1865）
アレクサンドラ・イオシフォヴナ大公妃
ロシア皇帝、ニコライ１世の次男、コンスタンチン・ニコラエヴァチ大公の妃
ナポレオン３世皇后、ヴジェニー・ド・モンティジョ
皇妃ウジェニーと知られています。以下は皆、ヴジェニー皇后の肖像画です。
よく知られている「皇妃ウジェニーと侍女達」
美女尽くしの絵画ですね。
ロシア皇帝 アレクサンドル2世皇后、マリア・アレクサンドロヴナ
エリザベス・エスペロヴナ妃
マダム・バーブ・デ・リムスキー＝コルサコフ夫人（ロシア貴族です）
アレクサンドル・ニコラエビッチ伯爵夫人
フランス王妃、マリー・ド・ブルボン
フランス国王 ルイ・フィリップ（オルレアン公）の妃
ベルギー王妃、ルイーズ・ドルレアン
フランス国王、ルイ・フィリップとマリー・ド・ブルボンの娘です。
ベルギー王妃、ルイーズ・ドルレアン
フランス国王、ルイ・フィリップとマリー・ド・ブルボンの娘です。
ベルギー王妃、マリー・アンリエット
ベルギー国王レオポルト2世の妃
シャルロッテ・ファン・ベルギン
ベルギー国王、レオポルト１世とルイーズ・ドルレアン王妃の娘です。
メキシコ皇后、シャルロッテ・ファン・ベルギン
ジュリア・ルイーズ・ボスヴィル、レディ・ミドルトン
マリー・ファン・ザクセン、ヴィイマル、アナゼナハ
マリア・アンナ王女
プロイセン王女
プロイセン王女、マリア・アンナ王女
ヴィクトリア女王の婚礼衣装。この肖像画は実際には、結婚８年後の結婚記念日に描かせたという事です。
以下はヴィクトリア女王の美しい肖像画です。
良く知られています「ヴィクトリア女王陛下とご家族」
ドイツ皇帝、フリードリヒ３世皇后、ヴィクトリア・ルイーザ
ヴィクトリア女王とアルバート公の長女です。
ヘッセン大公妃、アリス・モード・メアリー
ヴィクトリア女王とアルバート公の次女です。
こちらも同じくアリス王女です。
ヴィクトリア女王の皇太子の妃、アレクサンドラ、プリンセス、オブ・ウェールズ。
理想化されて描かれた美しい肖像画のなかで、数少ない正真正銘の美女であります。
アレクサンドラ、プリンセス・オブ・ウェールズ
カタジナ・ブラッニカ（ポトカ伯爵夫人）
ポーランド貴族の出身で当時、美貌で名高い女性であります。
バーデン公妃、ルイーゼ・ファン・プロイセン
ドイツ皇帝ヴィルヘルム１世王女
スペイン女王、イザベル2世
エリザ・クラシスカ・ネ・ブラニカ伯爵夫人
メッテルニヒ侯爵夫人
夫は、オーストリアの宰相を務めた
プリンセス、マチルド・ボナパルト
フランツヴィンター・ハルターの肖像画なかで、一番有名で本物の美女であります、オーストリア・ハンガリー帝国皇后、エリザベート
通称、皇妃エリザベートです。
