着物の展示会場へ行って来ました

　コロナウィルスが、とうとう、ここまで来たのかという状態になってしまいました。今日は７都道府県に「緊急事態宣言」が、出されました。この事は、当ブログを読まれている方々は、ご存じでいらっしゃると思いますが、これから又どうなって行くのか、多くの影響が出るでしょうし、もう既に影響を受けられている方も、おられますし、一日も早く、コロナウィルスが終息する事を、心より願っています。

　全くシロガネは、こんな風に大事となるなんて、考えもしませんでした。ましてや今月には、「立皇嗣の儀」が行われる大事な月でも、あると、云うのに・・・・なんて事だろうかと、シロガネが、コメントを送らさせて頂いている、maynさんのブログに、コロナが、ここまで感染が広まったら、「立皇嗣の儀」は、延期もやもえないと、maynさん、ご自身も、コメントを送られる方々も同じ意見を、述べていらっしゃいましたが、シロガネも同意見です。

　このまま、今の有り様で、多くの人達が、大変な思いをしているなかで、儀式を強行してしまったら、前々から皇嗣家のバッシングが続いているのですから、それが今以上になる事、間違えないでしょう。本当に、悲しい😭⤵️⤵️事ですが、今は、「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」そして、良き明日に託すしかないでしょう。

　コロナウィルスの感染が、大きく話題になっているなか、シロガネの会社は、着物を製造しているのですが、仕事は、有難い事にありまして、日々作業に勤しんでおります。しかし、これからどうなってしまうのかは、分かりませんが、まあ、元々厳しい状況でしたから・・・・コロナのせいで、急に・・・・という事は無さそうです。

　シロガネの住んでいる町は、割合と着物を作っている所が多くありまして、この時期になりますと、幾つかの会社で作った着物を会場に展示しまして、賞とか選んだり、他県の着物会社の人が大勢見に来たりして、賑やかなのです。一般でも、一日、見学が出来まして、シロガネもほぼ毎年、見にゆきます。（うっかり、一般の見学の日を忘れてしまった年もありましたが(・・;)）

　自分の所の会社だけでなく、他の会社の着物も何着も見られる機会はこの時だけですので、なかなか面白いものなのですが、ただパターン化してしまっているのは、正直な気持ちです。だいたいこの着物は、あの会社だな～と分かってしまいますし、ましてや、自分の会社ならば、尚更です。

　なかなか、ハッとするのが、無いものだなと、毎年見て思います。でも、素晴らしい着物なのは、間違いありませんが。今年はコロナの影響で、一般の見学が、出来ないとの事で、会社で職場ごとに分けて、見学に、行くことになりまして、午後から３０分ほどマスクをして、同じ職場の皆と、行って来ました。

　紬、絣の着物と訪問着、黒留、付下、羽織そして、振袖等例年の如く飾られていて華やかでした。写真を撮影したかったのですが、それは、出来ませんので、ここに貼れないのが、残念です。染め、絞り、箔、刺繍などの幾つかの技法が施された多くの着物・・・・・パターン化してもやっぱり圧巻でした。

　面白い柄の着物もありまして、付下でしたか、針ネズミの柄が入っているのが、ありまして、何故？針ネズミなのか、皆不思議がっていました。花火と鳳凰？の描かれた振袖。向日葵の柄が大胆に描かれた明るい色彩の訪問着等、変わった柄もありましたし、気合の入りまくりな多くの振袖が、例年の通りありました。こういう着物の展示会場はやはり振袖が、メインです。幾らするのかは、そういうのは、シロガネみたいな現場で作業する人間には、良く分かりませんが、やっぱりお高いのでしょうね～～。

　皆と帰るとき、京都ナンバーの車がありまして、ビックリしたり、また嬉しく思ったりしましたが、こちらまで、車でこられるとは・・・・コロナの影響でしょうか。