2009年3月4日、午前8時半頃。リバプールのとある安ホテルにて。イギリス7日目、そしてプレミアリーグ4試合目、トットナム vs ミドルスブラ観戦の朝を迎えた。チェックアウトしてこの日も出発!
もはやこの旅ではおなじみとなった、イギリス全国に広がるチェーン店 “Pret” で朝食。ここのサンドイッチがお気に入りなんだなー。
↑ “Pret” の店内
↑ “Pret” のサンドイッチ
ロンドンに戻る前に、ビートルズ発祥の地「マシューストリート」を見てみることにしよう。地図を見ながら、いざマシューストリートへ。前日に訪れたリバプールFCファンショップ近くにある、古めかしい建物が並ぶ通り。それがマシューストリート。
↑ マシューストリート
ビートルズは、このマシューストリート沿いにあるパブ、「キャバーン」でデビューしたらしい。へぇ~へぇ~。その「キャバーン」はもう残っていないようだけど、マシューストリートにはビートルズにちなんだバーやショップがたくさん並んでいる。
まず、大通り側から見てマシューストリートの入り口付近にあるのが、ビートルズ・ショップ。
↑ ビートルズ・ショップの入り口の像
その名の通り、店内はビートルズグッズでびっしり。CD、Tシャツ、ポスター、掛け時計などなどなど。まだ朝早く、お客さんも少ないせいか、よく太ったおっちゃんがひまそうに店番をしていた。
そしてビートルズ・ショップから少し進んだところにあるのが、 “From me to you” という曲名まんまの、これまたビートルズグッズを豊富に扱う店。
↑ 「“From me to you”はこっち」の看板
ここもビートルズグッズでびっしり。すんごい品揃え。先のビートルズ・ショップに比べて、カンバッチやステッカー、キーホルダーなど、小物の品揃えが豊富。お土産にビートルズのマグネットを買ってみた。
“From me to you” からもう少し進むと、今度は “Lennon‘s Bar” というジョンレノンにちなんだバーへ。
↑ “Lennon‘s Bar”
ジョンレノンの顔写真が印象的なこの店からは、なぜかビートルズではないロックが聞こえてきた。なんで?
・・・ビートルズ発祥の地にあるショップに訪れておきながら、結局前日にビートルズ・ストーリーのショップで見たCD入れが一番ほしくなった。なので、またビートルズ・ストーリーがあるアルバート・ドックへ。
ビートルズ・ストーリーのショップで、ビートルズのロゴでデザインされたCD入れを買って満足。そろそろロンドンに向かうことにした。ロンドン行きの列車が発着するリバプール、ライム・ストリート駅へ。
↑ リバプール、ライム・ストリート駅
ライム・ストリート駅は、ヨーロッパでよくある巨大なアーチ状の屋根がかかる駅。立派。
↑ プラットホーム付近
アンフィールドでリバプール戦見て、ビートルズに触れて、短い滞在だったけど充実した時間を過ごした。そんなリバプールにさよなら。列車に乗り込んだ。
リバプールを出発して10分も経つと、あたりはひたすら草原が広がっていた。
↑ 車窓からの景色
ぼーっと景色を見ていると、ときどき羊の姿が目に飛び込んできた。ひまなので、羊の撮影にトライ。何回もブレたりタイミングを誤ったりして失敗しながらも、なんとか撮れたのが下の写真。うーん、我ながら微妙な出来だな・・・。
↑ 草原の羊
2時間ほど列車に乗り、午後2時頃、ロンドン・ユーストン駅に到着。再びロンドンに戻ってきた。「腹減った~」と、まずはユーストン駅内のバーガーキングで、遅めの昼食。コーラにハンバーガーにポテト。お、食生活が乱れてきているぞ・・・。
ユーストン駅内に、なんと場外馬券売り場があった。「イギリスの馬券買ってみたい!」と思ったものの、馬券の種類やオッズの見方が日本とは違うようだし、出ている馬もさっぱりわからんので断念。たくさんの人々がモニターを真剣に眺めていた。うーん、買ってみたかったなあ。
↑気になった場外馬券売り場
まずは予約しておいたホテルへ。ホテルは初日にも泊まった “Georgian House Hotel”。ロンドンに到着した夜に、なかなか見つからず迷いまくったあのホテルだ。今回はもちろん迷うことなくチェックイン。
ところが、ホテルへ向かう途中にスーツケースのタイヤが1つ破れた・・・。仕方なく、タイヤ2つでバランス保って引きずることに。・・・すんごい不便。
荷物を置いて、ロンドン観光再開。「ロンドン最大のアンティークマーケット」があるという、ノッティングヒルの「ポートベリー・マーケット」に行ってみることにしよう。アンティークの知識は全くないけれど、何やらパブの看板のミニチュアが評判らしいので、それをお土産に買うのが目的。それから前にテレビで見た映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台になったという街並みも歩いてみたい。
地下鉄に乗って、“Notting Hill Gate” へ。
“Notting Hill Gate” 駅からポートベリー・マーケットに向かう道沿いには、パステルカラーの家々が並ぶ静かな街並みが続いていた。
↑ ノッティングヒルの家々
それから少し歩くと、さっそくパブの看板をたくさん売る店にたどり着いた。
↑ パブの看板をたくさん売る店
「うわ、たくさんあるなあ・・・。」まだまだ他にもたくさんお店がありそうなので、とりあえず素通り。歩くに連れてどんどんお店が増えてにぎやかになってきた。このあたりからポートベリー・マーケット。土曜日になると、もっとたくさんのお店が並ぶらしい。
↑にぎやかになってきた
通りには看板があって、この辺りでは何を売っているのかを教えてくれる。
↑ポートベリー・マーケットの看板
アンティーク → New Goods → フルーツと野菜 → New Goods → Flea Marcket?(どういう意味?がらくた市かな?) → Golborne Marcket???(これはようわからん) → New Goods の順に並んでいるらしい。New Goods って範囲広すぎ。あまり役に立たない看板だなあ・・・。
進むと、どうやら「フルーツと野菜」ゾーンに入った模様。映画で見たような気がする、色鮮やかなオレンジやらリンゴやらを売る果物屋やおみやげ屋さんがズラリ。
↑「フルーツと野菜」ゾーン
カフェなどもたくさん。下の写真のカフェの曲がり角は「ノッティングヒルの恋人」で、主人公ヒュー・グラントがジュリア・ロバーツにオレンジジュースをかけてしまった場所らしい。へぇ~へぇ~。あったな、そんなシーン。
↑ポートベリー・マーケットのカフェ
目的のパブの看板を売る店は見当たらない。最初に見たお店だけなのかな?というわけで、看板の店まで戻った。何やら古めかしい雰囲気の漂う看板がたくさん。さあどれをお土産にしよう?
↑ たくさんのパブの看板①
ほんと、ものすごい品揃え。どれにしよう???屋外だけでなく、店内にも看板がズラリ。
↑ たくさんのパブの看板②
長い時間眺め、結局選んだのが下のビッグベンの絵が入った「いかにもロンドン!」な看板。
↑ おみやげに買った看板
いつの間にやら時刻は夕方5時半。さて、そろそろトットナムのスタジアム、ホワイトハートレーンに行くか!ポートベリー・マーケットにさよなら。
↑さらば!ポートベリー・マーケット!
地下鉄に乗ってスタジアム最寄り駅 “Seven Sisters” 駅へ。
↑「ホワイトハートレーンはあっち」
ホワイトハートレーンまではここからバスが出ているらしい。駅周辺は地元のトットナムサポーターでたくさん。迷うことなくバスに乗り込んだ。
(7日目前半おわり)
つづくーーーー。
「ヨーロッパ・フットボール三昧の旅」(2009年2月26日~3月12日)
1日目 : 「いざ、ロンドンへ!」
2日目 : 「まずはロンドン観光!」
3日目前 : 「大英博物館見学してからスタンフォードブリッジへ」
3日目後 : 「チェルシー vs ウィガン観戦!」
4日目 : 「ウエストハム・ユナイテッド vs マンチェスター・シティ観戦!」
5日目 : 「ひたすらロンドン観光!」
6日目前 : 「ビートルズストーリー」
6日目後 : 「リバプール vs サンダーランド観戦!」
7日目前 : 「マシューストリートとポートベリーマーケット」
7日目後 : 「トットナム vs ミドルスブラ観戦!」
8日目 : 「スタンフォードブリッジとロンドン塔」
9日目 : 「旅も後半、ロンドンからローマへ」
10日目 : 「ローマ街歩きとローマ vs ウディネーゼ観戦」
11日目 : 「ナポリ戦見られず・・・夕方のナポリ散歩と絶品ピザ」
12日目 : 「ポンペイとスパッカ・ナポリとナポリの夜景」
13日目 : 「カプリ島とアマルフィ海岸とポジターノ」
14日目前 : 「ローマ最後の観光とお土産探し、そしてオリンピコへ出発!」
14日目後 : 「ローマ vs アーセナル観戦!」
15日目 : 「ついに迎えてしまった帰国の日」
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