The Way We Were

誰しも通り抜けてきた
切なくも愛おしい時代
My Adolescence

蒼い時代(青春)

2011-12-19 | 2011年

久しぶりに息子の高校へ行ってきました

もう卒業ですし・・・、

3学期は 大学受験のために 「家庭学習」 となるので

親子に対する受験前指導がありました。

 

なかなか 高校生ともなると

母親と同席する・・・などという機会も少なくなりますが、

そういうシチュエーションを

必要以上に照れたり・・・、格好をつけたり・・・、

そんな素振りもなく

友人らといつものように交わっている息子の様子や

日常的に話題に上っているクラスメイトたちも

初対面の友人の母に対して 物怖じをすることもなく

かと言って 無作法な態度でもない・・・

心地好い 自然体できちんと挨拶をしてくれたことに

不思議な感動を覚えました

 

      いなぁ

      高校時代の この友人らは

      きっと 生涯 懐かしく思い出され

      いづれ お酒を酌み交わし 

      互いの いま(現実)を語り合い

      励まされる間柄になるに違いない

 

 

      夢 に向かって 一歩踏み出そうとしている

      彼らの背中を見ながら

      頼もしくも 誇らしくも 感じられました

 

 

 

 


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あなたは 一番の味方だった

2011-09-01 | 2011年

↑ とても素敵な言葉に出会いました。。。
ある方の 亡くなったお母様を想う気持ちが
そのまま・・・伝わってくる気がします。。。

私の母も・・・、2001年の春
桜の花が満開の時節に 突然 亡くなりました。。。


そのとき 私はすでに
小学2年生に進級する 一人の男の子の母親になっていて
明日からは新2年生になるという 春休み最後の一日を
久しぶりに ピアノを弾いたりして
息子の音楽の教科書などの歌を一緒に歌ったり・・・、
ほのぼのと 幸せなひと時を過ごしていました。。。

でも・・・、
なぜか ふと 母のことを想ったりして
涙が溢れてきたのでした。。。

  なぜだろう???

と 思いつつ、

  もうすっかりお昼の時間が過ぎちゃったゎ

と ちょうど 遊びをやめようとしていた時でした。。。


電話が鳴って
姉が・・・・、

  驚かないで!
  お母さんが 気分が悪いって 倒れて
  いま 救急車で病院に運ばれているから
  あなたの住いに近い ○○病院に行くから
  すぐに 向かってくれる?

こんなことって・・・本当に あるんだ!?

ただ ただ 呆然としながらも
頭の遠くの方で

  もしかしたら
  脳梗塞かもしれない。。。
  (おばあちゃんもそうだったし・・・)
  いよいよ 入院介護を覚悟しないといけないのかな。。。

って なんとなく冷静だったような気もする。。。


それというのも、
やがて8歳になろうとする息子は
母にとっては 最後の孫で
とても とても とても 愛情をかけてくれていて
前日

  春休みも終わるから・・・、
  また学校が始まると
  なかなかゆっくり遊びに来れないから
  今日はお泊りしよう!

と・・・・、
大好きなおばあちゃんの懐で 一緒に寝て
次の日の夕方、
私が迎えに行ったときに

  ありがとう
  じゃぁ またね!

って 薄暗い庭先で 母に見送られたのが
最後の姿になってしまったのです。。。


まさか!?
長引くかもしれない入院介護をなんとなく予想していたのに
病院に着いて見た母の様子は・・・、
信じられないものでした。。。

どこかに・・・、
万が一!?  という気持ちもあったのでしょうか?
救急車で搬送だなんて
尋常ではない・・・・、
だからこそ、打ち消すように
息子の手前もあって
冷静なお母さんを装っていたのかも知れない。。。。

どうして? どうして? どうして?
どうして・・・お母さんがこんな姿でいるの????


その日以来、
私は 母の死を 現実として受け入れ切れていない自分を感じたまま
大声を上げて 泣くこともなく、
人前でも・・・ひとりでも・・・
泣くこともなく 10年も過ごして来ました。。。

  私には本当にお母さんがいたのだろうか?

そう思ってしまうこともあるくらい、
案外に 私と母とは 希薄な人間関係だったような気もするのです。。。


最近になって ようやく、
生前の母と自分との関係を
もう一度見つめ直してみたい・・・
そういう気持ちになって来ました。。。

誰しも通り抜けてきた時代
それを“思春期” と呼ぶ
切なくも 愛おしい10代の君



我が子はいま、高校3年生。
あのころの私は・・・、
傷ついた心を隠していた 孤独な少女でした。。。

そんな私の気持ちを
母は どこまで理解してくれていただろう???

私にとって 母は
一番の味方 だったかしら???

そして現在、母である私は
我が子にとって 一番の味方 に成れているかしら???


子は 案外に親によって傷つくもの。。。

そんな親子の因果を もう一度 見つめ直しながら
自分の原点を 発掘して行きたい。。。


My Adolescence!
  


   




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