北海道旭川市は多くの文化人、芸術家を生み育ててきた文化芸術都市です。
『輝く旭川人アーティスト達』では旭川市出身の優れた才能も持ち主達を紹介しています。
本日も素晴らしい方と、皆さんをお繋げ致します。
ひっとさんは北海道旭川市生まれ、在住のイラスト作家です。
幼少期から絵を描く事が好きだったというひっとさん。
小学3年生の時に絵画コンクールで大きな賞を受賞した事をきっかけに、自分は絵が得意なのだと気づきます。
当初は画家になりたいと言っていましたが、母の鶴の一声によりイラストレーターを目指すようになりました。
絵の勉強をするために、講談社フェーマススクールズを受講。
2009年12月講談社フェーマススクールズを受講開始。
在学中はスクールが主催するコンテストに積極的に出品し実力を計るなど挑戦を続けました。
2014年2月同スクールを卒業(現在スクールは閉講)。
同人作家として同人イベントへの参加を始めます(2014年4月)。
この時から作家仲間の主催する展示会にも参加するようになりました。
その他販売イベントにも参加するなど活動範囲を広げていきます。
2018年1月には仕事を辞め、創作活動に専念。
同年4月にディーアイあさひかわと出会い、7月に同ギャラリーで初個展を開催。
スクール在学中に描きためた作品を中心に展示し、多くのアートファンの目に留まり、注目を浴びます。
2019年の初め頃からは本格的にイラストの依頼を受けるようになりました。
同年4月にはハンドメイド・アートショップ「手しごとの音色」の“セレクト作家”として原画作品やポストカードの展示販売を開始。
同年5月から同郷の物語作家いまず豪太と大人の絵本「ふぁみり~れすとらん」を創作開始。小説投稿サイトエブリスタにて公開中。
アートに対する探究心に底がありません。それは『愛』とも言い換えられるでしょう。常に新な可能性を求め、その為の努力を惜しむ事はありません。
ひっとさんは様々な作風に挑戦し続けます。画材やタッチをモチーフによって使い分け、それぞれの特徴を巧みに扱い表現を魅せてくれます。
ひっとさんは業師であり、優れたセンスの持ち主なのです。
彼女の描く作品からは、その背景や物語が浮かんでくるのです。
加えられた文章等を読まずとも、何を表現したいのかが伝わってきます。
けして写実的に描くのではなく、かといって誇張する訳でもなく、彼女らしさ(持ち味)を活かし情報を的確に伝えてくれます。
その評価は彼女の経歴等を知ればから分かります(ブログをご確認下さい)。
物語作家で旭川美都代表のいまず豪太(大人の絵本「ふぁみり~れすとらん」共同著者)も彼女の表現力に魅せられた一人です。
いまず豪太はひっとさんの作品と出会う事で、イラストがもたらす可能性(想像)の広がりを感じました。
ひっとさんは現在オリジナル作品の制作をはじめ、広告(イベントポスターや商品ポップ、企業広告等)のデザイン画の制作など幅広い芸術活動を展開中です。
「イラストの仕事をしたい。そして画集を出版したい。」
ひっとさんはこの夢を叶えるため、自分の出来ることに全力で挑戦し続けています。
まさにその一歩を踏み出したと言えるでしょう。彼女は自分の思い描いた夢に着実に近づいています。
彼女の活動を知ると、地元旭川への愛が確認できます。彼女の作品や活動を通じ、旭川市の魅力も感じて頂けると嬉しいです。
イラスト作家ひっとさんの今後の活躍にご注目下さい。
そして応援をお願い致します。
受賞歴
2011年2月 KFS主催第20回花のイラストコンテスト 入選
2012年1月 第14回KFSコミックイラスト・グランプリ 入選
2013年1月 第15回KFSコミックイラスト・グランプリ 入選(2作品)
2014年1月 第16回KFSコミックイラスト・グランプリ 入選(2作品)
2014年3月 KFS主催第8回デザイン・フェスタ展示用イラストコンペ ビッグサイト賞
2015年1月 第17回KFSコミックイラスト・グランプリ 入選
2016年3月 KFS主催ポストカード・イラストコンペ 優秀賞
2017年9月 第50回KFSアート・コンテスト 準入選
※KFSとは、講談社フェーマススクールズの略称
ひっとさんの活動内容、作品、仕事内容等はこちらでご確認頂けます。
ひっとさんは個展やグループ展に積極的に参加し、作品を展示しています。
展示会開催情報をチェックして、彼女が描いたイラスト達に会いに来て下さいね。