弱って動けなくなっていた野鳥の保護---(閲覧注意です）

＝＝＝＝本日の話題には痛々しい写真があります。苦手な方はご覧にならないで下さい。＝＝＝＝



全国的に昨日から今日にかけて強風でしたね。
大島も連休とは言え、船便の多くが欠航しました。

そんな風の強い今朝、知ってる方からケガをしている鳥を見つけたと連絡がありました。
当店スタッフＫも保護のお手伝いに急行・・・。


カモメ等の海鳥の仲間の若鳥と思われる個体が道で動けなくなっていました。
良く見ると、口に釣り針が刺さっており、そこから釣り糸が垂れています。
他に目立つ外傷もなく、羽も大丈夫そうですが、力が出ない感じです。
針のせいで口が開けられずに、餌が食べられなくなっているのかもしれません。


とりあえず、ダンボール箱に保護して安静にしていてもらい、
知人がしかるべきところに連絡して、待っていると・・・。

大島支庁から鳥獣保護官の方が来て、引き取って下さいました。
見つけた知人の方もホッと安心の様子。
手当てを受けて、元気に野生に戻ってくれることを皆で願うしかありません。




このような状況に遭遇すると、釣り人やダイバーも含め、海を利用するすべての人が、
ゴミや危険なものを海に捨てないように本当に気をつけなければならないと感じます。

ひたむきに生きている野生動物を不必要に傷つけることは、本当に悲しいことです。


当店スタッフも今度から、海岸で釣り針や釣り糸を見つけたら絶対に拾って処分しよう！と思います。
海に行く皆さんにも是非、危険なものを見つけたら拾っていただけるようお願いしたいです。