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また久しぶりにマドフラ(Mud=泥、Flood=洪水)界隈の動画を見て思いをはせらせていました。
とにかく徹底的に幾何学的な計算されつくしたデザインなのに、かつレンガの温かい色合いや丸い窓、ドーム状の天井などの芸術的なデザインにおいて共通点が見受けられる巨大建築物の数々に度肝を抜かれるこの感じ。
教科書とテレビの映像で、すっかり洗脳されてしまった今までの歴史観とは、あまりにもかけ離れていると感じるのはなぜだろう。
っということで、不思議な思いをはせつつ視聴していた、こちらの2つの動画を紹介します。
▼失われた建築をタータリア・マッドフラッド視点で検証
▼とても日本とは思えない戦前の大阪の驚愕の姿!
う~ん!
とにかく巨大だ。そしてデザインに統一感があり、芸術的だ・・・。
どれもが、明治や大正時代に竣工され数年で完成させたと公式の資料にはあるらしいけど、本当ですか?
周りの「本当の」その時代の人たちが建築したと思われる背の低いこぢんまりとした普通の家屋を見て?
また、巨大建築物の周りを歩いている人たちの「本当の」当時のレベルの服装や馬車や荷車を見て?
道路の状態を見て?
人の大きさと比較して見て?
巨大すぎる入口を見て?
1Fの入り口に向かって階段を後付けで作っているような感じを見て?
地面付近にある中途半端な窓が並んでいるところを見て?
第2次世界大戦前までに存在していた巨大建築物のほとんどが、今はもうない、というこの事実を見て?
見て?見て?見てー!!!!!
いや、見ろ!!!!!!!!!!!!!!
とにかく、見ろー!!!!!!
「ちゃんと見ろ!」
▼驚愕!荘厳すぎるタルタリア様式の建築物【タータリア】【マッドフラッド】
世界バージョンのマドフラ写真動画。とにかく芸術的で荘厳で強固な建築技術とその見た目にうっすら涙すら出てきました。
「ちゃんと、見なければ!」
結局のところ、言いたいことはこれに尽きる。
ちゃんと見るしかないのであります。
歴史の教科書の知識をいったん忘れて、自分の目で見るしかないのであります。
日本だけじゃなく、世界中に統一されたデザインのタータリア(タルタリア)式建築物が実際にある、この事実を改めて考え直す必要があると思うのであります。
今の、私たちの世代の人間のサイズは大きく見積もっても1m50cm~80cmくらいの間に収まっている人がほとんどです。
また動画の中にもありますが、単なる「銀行」「電話局」なる名称の付いた建築物に、あれだけのこだわりの幾何学的で芸術的なデザインと、何万と積み上げられた巨大なレンガ造りである必要性がどこにあるのか、はなはだ疑問なのであります。
単なる銀行、電話局に、あれだけの巨大すぎる建築物が必要でしょうか?
もともとあった建築物を整えて借りちゃっただけじゃないでしょうか?
今の私たちの建築レベルで作れるものなのでしょうか?
レンガってすごい数が必要ですよ。
しかも自動でぽんぽんと積み上げてくれるロボットもない中、正確な幾何学模様を刻みながら、窓の形、完璧なアーチ、丸いデザインをレンガで組み立てることがどんなに難しいことか、どんなに考えても、ちょっと前まで江戸時代してた日本人が、どうやって建築するんでしょうか・・・?
地面からまっすぐレンガを積み上げるだけじゃなく、さらにそれをアーチ状にしたりして長い長いレンガつくりのトンネルとか作っちゃってるんですが・・・。
草履や下駄を履き、和服を着て、日本髪を結って、馬車をひいて、泥だらけの道を歩いている人が多い世界で・・・。
・・・っと。とにかくそんなレベチすぎる巨大建築物の写真の数々を見ながら、動画で語っている方と同じように、とにかく違和感を感じ続けながら、歴史に思いをはせるのであります。
江戸時代とは、なんだったのか?
明治時代とは・・・。
世界大戦時の日本の中で起きていた数々の大空襲とは・・・。
それらで燃やされ壊されてしまった数々の歴史的な巨大建築物とは・・・。
すべてをマドフラ視点から眺めた時、今まで認識していた歴史観がひっくり返るくらいの衝撃を受けてはや数年が経ちました。
まだまだ分からないことだらけです。
とにかく自分の目で巨大建築物を見に行くしかない。
そんな世界のマドフラ界隈!!!
この世界はとても面白く、興味深すぎて目が離せませんので、じっくり思いをはせつつ、本当の歴史を知るために、これからもどんどんいろんな形で広めていけたらいいなと思います。(*'ω'*)