65オヤジのスタイルブック

AKB総選挙に見るネオアイドル論

今年のAKB総選挙は渡辺麻友が悲願のセンターを獲得しました。まゆゆファンや正統派アイドル思考の方々には、喜ばしい結果だと思います。

とりわけファンではない僕ですが、社会現象ともいえるAKBの存在は無視することはできません。前田敦子、大島優子と言うAKBの中で大きな存在であった二人の動向よりも、今後もAKBの動向が大きくクローズアップされていくことは間違いないと思います。

個人的なイメージですが、やはりライバル関係にあった二人の存在はセンターの意義付けを考えると牽引的存在であったように思います。それだけ二人にはAKBの中で個の存在感が強く、今のメンバーにはそこまでの存在感を感じません。

センターの位置づけから考えると偶発的な存在であった指原莉乃が、露出を増すごとにそのバラドルの色を濃くしていった結果。正統派アイドルのベクトルが大きく振られ結果が渡辺麻友がセンターを獲得につながったのではと思うのです。

ただ、ある記事でマツコデラックスさんも危惧していたのですが、今は、正統派アイドルが生きにくい時代です。前田、大島、指原の3人には、それぞれにアイドルプラスアルファの要素があり、3人とも個性が生かされて露出されて、世間に認知度を高めていったように感じます。

AKB自体が、サブカルチャーを脱却していったように、秋元さんも、おそらくこの点が一番難しい課題だと感じれているのではと勝手に感じています。

ともあれ、今後のAKBには目が離せません。


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