リオ五輪が盛大に閉幕。当初は、様々な問題を抱えていたリオ五輪も、大きな事故もなく無事終了したように思います。この調子で、9月7日から開幕するパラリンピックも成功に導いてほしいと思います。
前回のロンドン五輪で、大きな飛躍をとげた日本選手団は、今回の大会では前回を上回る41個のメダルを獲得し、4年後の東京オリンピックに向けて弾みをつけたように感じます。
また、メダル獲得と同時に悲喜こもごものドラマを生みました。伊調馨選手の前人未踏のオリンピック4連覇と吉田沙保里選手の金メダル獲得ならずの涙。福原愛選手の個人銅メダル獲得ならずも、団体でチームで掴んだ前回の銀に続く銅メダル。超人ボルトを率いるジャマイカチームと渡り合い勝ち取った400M男子リレーの銀メダルや柔道、バトミントン、競泳陣の活躍に、カヌー羽田卓也選手の銅メダルは、アイスランドでの孤独な戦いの中で掴みとった個の力の勝利です。
また、女子バスケットや男子7人制ラグビーでの番狂わせの勝利は、メダル以上に日本チームの存在感を世界に大きくアピールしました。
参加することに意義のあるオリンピック精神は尊重するものの、日本国民にとって、メダル獲得に見る選手の活躍は、やはり目に熱く映る歓喜の瞬間で、東京五輪へのさらなるメダルラッシュを期待します。
そのためには、お家芸となる競技のさらなる強化は、もちろんのこと、メダルが期待できるマイナー競技への支援も今後の課題だと思います。
この4年間で、より身近な存在となるオリンピック。オールジャパンで、選手、チームに熱い応援を送り続けていきたいです。