アーノルド・シュワルツェネッガーが復帰した映画「ターミネーター:新起動/ジェニシス」を観賞
タイトルのジェネシスは、その名前の通り前シリーズを新しく見直し新シリーズとしてスタートするリブート作品で、3部作からなる予定だそうです。
前シリーズのファンを多く持つ「ターミネーター」が、どのような形で始動するか見ものでした。今回の作品は、前シリーズのオマージュ的作品として作られているように感じます。
シュワちゃん演じるターミネーターが謎の男により、若き戦士となったサラ・コナーを守る存在になっていることや、サラが、息子ジョン・コナーと送り込まれたカイル・リースの存在を知っていること。また、1作目でサラを狙う若きT800を自ら破壊。2作目の液体金属型のターミネーターの登場など。1と2での強烈なキャラクターを重ね合わせることで、新しいシリーズへの期待感を高めています。
それは、前シリーズの監督であるジェームス・キャメロン監督が、本シリーズを絶賛している点でもわかります。その部分で結局評価は、別れてしまうと思うのですが、前シリーズを知らない人には評価されたのではと感じます。
僕はいつも思うのは、青春期を過ごした少年が大人になって、未だ新しいものへの好奇心を失った現象に思えるのです。映画を継続的に楽しむものにとっては、ひとまず懐かしき思い出は、置いておいてこのシリーズを楽しんでみても良いかと感じます。