今の日本は、集団いじめが好きなようだ。
オリンピックの感動を素直に味わっている者にとって、こともあろうに大学は応援自粛し、国会にまで飛び火するとは、情けない限りだ。大体、自分の責任も取れない、スポーツに愛のない政治家が、国会の場で個人の有り様を論議するなと言いたい。
今の状態は、選手団団長の橋本聖子氏の英断に難癖をつけた状態だ。
国民の多くは、橋本氏に拍手喝采を送っていると思う。
僕自身は、國保選手の現地入りのあの服装を見たとき「カッコ悪い」なと思った。
と同時に、関係者がなぜ注意しなかったのかと疑問に思った。
これは、中年オヤジの感想ではなく、同世代の若者も抱いている。
その後の報道は周知の通り、記者会見でのつぶやきで一気に炎上した形だが、あの時の感想は、自分のスタイルを通したいなら堂々と言え!と思った。
ところが、大学の壮行会での彼の姿を見る限り、あの服装は確信犯ではないと思った。
つまり、それほど彼にとって重要なことではなかった。
イコール、アスリートとしては優秀でも、まだまだ子供だと言うこと。
橋本聖子と同席したお詫び会見を見る限り、十分反省しているように見えた。
そして、国民の多くは、執拗な個人攻撃にうんざりしていると感じる。
問題は、監督、コーチも含め回りの大人が、注意できなかったことに尽きる。
どんな、時代でもある時期社会に反発して、世の中の常識から逸脱することは今の大人だって大なり、小なりあるはずだ。
大切なのは、その後の人生を、ちゃんと導いてくれる若者を愛する大人がいるかどうか。
もう、ここでこの問題にピリオドを打って、彼には18日の本番にベストを尽くしてほしい。
がんばれ!國保選手
がんばれ、日本代表!
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