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映画・ロスト・バケーション

スピルバーグのジョーズ以来のサメ映画 「ロスト・バケーション」を観賞

 

最近では、B級映画ぐらいしかお目にかからなくなったサメ映画。おそらくは、スピルバーグのジョーズによる影響が大きいと思います。なにせ、パニック映画の金字塔を打ちたて、ジョーズロボットのリアリティのすごさとストリー性においても最上級の作品ですから、しかし、今回の作品はジョーズを知る世代にはジョーズに迫るものとして、また知らない人にも、このサバイバルは、必見です。

主演は、ドラマ「ゴシップガール」のブレイク・ライブリー。監督は、リーアム・ニーソン主演のフライトゲーム、ランオールナイトなどをアクション作品を手掛けたジャウマ・コレット=セラ。今回は、パニックとサバイバルの二つの要素をと入り入れた新しい感覚の作品に仕上がっています。

物語には、亡き母が訪れた秘密のビーチでサーフィンを楽しんでいた医学生のナンシーが、突然、巨大サメに襲われ負傷。難を逃れた岩礁で、満潮までの僅かな時間の中で生き残るために自らの肉体と能力を駆使して、サメに挑むサバイバル劇です。

全編86分中、ほぼ登場するのは、美貌のナンシーと命を狙う巨大サメ、そして負傷した海鳥。美しいビーチと対照的に、繰り広げられる壮絶なサバイバルシーン。そのコントラストにより、恐怖が増幅され、襲い掛かるサメに驚愕しながら、必死の抵抗を試みるナンシーの姿に息を呑む緊張感の連続でした。

救助のチャンスや救出ポイントをクリアしながら、ゴールを閉ざされ生き残り不可能と思われる連続性の演出のなかで迎えるラストには想像を超えた感動を覚えました。


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