本日の映画レビューは、シリーズ最終作の「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」です。
実は8月16日に鑑賞しましたが、雑用に追われてブログでのレビューが遅くなりました。ジェラシックパークから始まりシリーズ最終作となる本作、スピルバーグへのリスペクトを込めて気合をいれてレビューしたいと思います。
先ずは、ジェラシックパーク(ワールド)シリーズの前5作をかんたんに解説したいと思います。
ジェラシックシリーズは、パーク3部作(1993年・97年・2001年)とワールド3部作(2015年・2018年・2022年)に分かれます。
パークシリーズでは、クローン技術により現代に甦った恐竜たちのパーク建設に絡む策略と失敗がテーマで、学者と実業家との対立により物語が構成されています。パークでは、アラン、エリー、イアンの三人の科学者が主人公になっています。
ワールドシリーズでは、パーク建設が実現しジェラシックワールドとして人気テーマパークとして人気を集めるも、施設から恐竜が逃げ出し恐竜たちが自然界に解き放たれた状態から生まれるパニックで構成されています。ワールドでは、パークの管理者であるオーウェンとクレアを主人公になっています。
最終作の新たなる支配者では、三人の科学者が再登場し、オーウェンとクレア、二人と暮らす実業家のロックウッドの孫娘メイジーと共にかつてパークを作り上げたインジェン社のライベル会社のバイオシン社の陰謀を暴き人類の危機を救う内容になっています。
ジェラシックシリーズの魅力は、古代生物である恐竜の復活により人間と自然の共存という大きなテーマだと思いますが、リアルな恐竜たちと先端科学を組み合わせアドベンチャーワールドして作り上げたところが魅力です。現在ではシリーズものの持続は部分的な掘り下げしか継続は難しく、ジェラシックシリーズの完結はごく自然の流れだと思います。
今回の作品を観てジェラシックパーク/ワールドシリーズは、単体でも時間軸で観ても楽しめる究極の娯楽映画だと感じます。