映画映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は若手人気俳優総出演的サスペンス作品「十二人の死にたい子どもたち」です。
沖方丁の原作で堤幸彦監督による豪華若手俳優12人によるサスペンス劇。原作も読んでなく、予告編のインパクトもあって今回DVDで鑑賞しました。
先ずは、12人の死にたい役には、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈の人気若手俳優に、これから人気が来そうな若手俳優12人だけで展開されます。
舞台は廃病院、ネットを通じて集まった自殺願望の12人。そこに13人目の遺体が発見されたことで、集団自殺の計画が崩れて犯人捜しに発展、そのことがきっかけで、それぞれの自殺の理由が明かされ少年少女たちに心のずれが生じていく心理的なサスペンス劇です。
当初は、予告編や宣伝ポスターの異様さもあって、過去の青春バイオレンス作品を想像してしまい、空恐ろい内容になるかと思いましたが、巧みな心理描写が俳優たちの演技力を競うような内容でした。原作ファンにとっては、たぶん拍子抜けな感じがあるのではと思いますが、僕は視聴後のまったく原作を読む気持ちはないので、若手俳優演技力競技会として観たら面白い作品かなと思います。
さて、あなたら、どの俳優を選びますか。