先日の記事「ネット社会がもたらす音楽の奇跡」でも紹介しました、濱口祐自さんのライブに出かけました。
今回の名古屋でのライブは、北区大曽根にある「みのや北村酒店」でお酒の陳列棚と店の一角に立ち吞みスペースがある異色の会場。その中と外に100名近い人が集まりました。年代層も20代から70代以上と思われる人で幅広く、改めてメディアの力を感じました。
フランクな会場の中、ライブが始まると濱口さんの親しみやすいトークと彼の童謡からクラシック、カントリー、ブルースと彼の音楽ルーツを感じる演奏に会場内は、優しい熱気にあふれてました。
今回のライブは、お客がアーティストに対し納得するお金を払う投げ銭瀬制で、会場の雰囲気も独特なものがあり普段のライブとは、少し違った雰囲気を楽しめましたが、自前の竹製のスピーカーや持ち込みらしいPA機材である程度はカバーできたと思いますが、今度名古屋でライブが行われるときには、音響環境が整った会場で心行くまで、彼の演奏を楽しみたいと思いました。
59歳でメジャーデビューを飾った濱口さん、独特な空気で会場を和まし、その音色で癒しの空間を与える存在感は、彼の変わらない音楽と故郷への愛で培われているんだなと感じました。