1本は、孤高のメス。
臓器移植法成立以前の日本で、市民病院に赴任してきた外科医が、市民病院の充実を目指しながら肝硬変に倒れた市長に事故により脳死となった少年の臓器を母親の提供し、脳死肝移植の手術に挑む物語です。
当時は、犯罪となり、医師免許の剥奪につながる手術に、ただ目の前の患者を救いたいと言う信念と彼により失いかけた使命感を取り戻した、病院スタッフの情熱が描かれた感動的な映画です。主演は外科医に堤真一、看護婦に夏川結衣が演じてます。
2本目は、小さな命が呼ぶとき。
難病の子供を持つ父親が、不可能といわれた治療薬の開発のために製薬会社を起業する実話に基づいた映画です。
難病研究の権威で異端の天才科学者とエリートサラリーマンの父親との確執や投資家の利潤追求と製薬会社の理念のギャップの中、いくつもの困難を乗り超えて、新薬開発を実現する過程が、興味深い映画でした。
天才科者役をハリソンフォードが、父親をブレンダン・フレイザーが演じてます。
この2本を比べて観ると、日本とアメリカの医療に対する考え方と手法の違いが垣間見れて面白いです。
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