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あげちうのブロマガ

固執する意識と損失の狭間

それは、創作の会話ではある。

 

何故貴方達だけ売れるんです?

やり方が間違ってないからでしょう。

私達のやり方が間違ってるって言いたいんですか?


…この後、何を言えば、正解だろう。

気づくと、ビートたけし氏の乗った車を、暴漢が襲撃、という事件も発生。飯塚幸三氏が領域から居なくなった、と言うそれの影響、だろうか。何かの抑止が途切れた?と言う、そんな感覚も少し、する。やむを得ないが、対抗手段はある、という少し前の笑みは、結論では滅んでしまった、後に残るのは。

そんな状況だろうか。

新型コロナウイルスに関しても、既に発症しない様にするしか明確な防御は無い、状況。データ的にも、「強奪連鎖の加害者」側が、多く発症するという傾向はほぼ、明白ではある。そう言う事をしない様にする、そう言う環境の元なら?このウイルスは脅威を見せない。しかし、今までの方法論の継続では、それは不可能だろう。

上の問いは、そこで再燃する。


現状の、ヒット作?の、ともかく利益の発生するモノの作り方、だ。

まず、「理想」がある。”ここ”なら「商店街が総じて流行ってる光景」それが理想。”そこ”を念頭に、現実を見た時、「何かが欠けている」それは直ぐにか、解る。誰かが儲けすぎてる、一部の人々だけ冷遇されてる、そう言う部分を意識しつつ、「それを打開する」その為には?を意識する時、”そこ”にそれを打開する、かもしれないアイディア、と言うのは見えてくるので。”それ”を理想に合致していくように変化させる方向で描く時、そこには利益は、必要性は発生する。

この「不足」は、人間が社会生活を続ける限りは絶対に発生する不足だ、人はご飯を食べる、その時同時に「価値」それも喪失していく。自身の生活には必ずどこか何か「不用な部分」は出てくる、そこは要らない、それが「美味しいモノ」として、しかし価値ではあっても、消費されてしまう、訳だが。人間が総じて”それ”を行う時、社会の理想は何処か何か崩れていく、そう言う物ではある。

だから、”それ”を補填する所に、「価値」必要性、仕事?それはほぼ、無限ループで発生する訳だが。”この”行為、「売れる創作を創る」その結果でしか、社会的な価値の自然減、それを補填する方法はほぼ、無い。


この辺、価値観?とスキルに、重い異相はある。

「けものフレンズ2」テレビアニメ版としてなんか全否定のこの作品、冒頭に、「気を付けてください、亀裂が有ります!」と言うシーンが出てくる。この亀裂はその描写としては、避ける必要もなく越えられるモノとして描写され、”それ”を恐れる事を冷笑的に描いていた…訳だが結果、”この作品は”ほぼ破綻、という状況には陥った。現場はか、ある種解りやすい、「前に立ちはだかる敵なんかぶっ殺せば良いだろう」それに特化していたが、その結果、その先では自身の能力以上の”脅威”が襲ってきて…それは結局は、破壊されるのだ。

愚かとも、言い難い部分はある。

前線とは、そう言う物かもしれない訳だが。

そこで、本来はその亀裂は、「向こうに渡れない」或いは迂回路として描くべきだった、かもしれない。その辺、現場のスキルが?不足してると「見えない」と言うのはまず有り、その先の打開もまた出来ない、と言う結果は多分、ある。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」、訳ではもちろん、無い。

ディレクターのスキルそれは、本来は”これ”を判断し得る感覚、ではある。
軽んじられている、それは思う。感覚も無ければ、打開案も無いのだ。

単に脅威を前に、何処かから拳銃を手に入れれば、自分が銃刀法で捕まるだけである。

それでもケースバイケース、それが通る場所も無い訳じゃない。

もちろん、日本じゃない筈だが。


使用イメージ
https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im10490244
https://publicdomainq.net/pierre-auguste-renoir-0019600/

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